パラレル計算について
Essbaseには、ブロック・ストレージ・データベースで計算を起動する方法が2つ用意されています:
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計算は、アウトライン自体で暗黙的に指定できます。
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計算は、作成する計算スクリプトで明示的に指定できます。 スクリプトには、式と計算手順が含まれています。
計算のトリガー方法に関係なく、Essbaseでは次のいずれかのモードで計算を実行できます:
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「シリアル計算」がデフォルトです。 シリアル計算では、各計算パスが単一のプロセッサで実行されるようにスケジュールされます。 計算スクリプトから起動された場合、計算は計算スクリプトに出現する順序で実行されます。
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「並列計算」では、各計算パスがサブタスクに分割されます。 相互に独立して実行できるサブタスクは、64-bitオペレーティング・システムで実行されているブロック・ストレージ・データベースおよび集約ストレージ・データベースの128個のスレッドで同時に実行するようにスケジュールされています。 各スレッドは異なるプロセッサ上に存在する可能性があります。