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算式および算式計算の使用

式は、データベース・アウトラインのメンバー間の関係を計算します。 算式を使用すると、次のことができます:

  • データベース・アウトラインのメンバーに式を適用します。 このメソッドは、正確性またはパフォーマンスのためにデータベース計算を慎重に制御する必要がない場合に使用します。 このメソッドでは、式のサイズが64 KB未満に制限されます。

    「式での関数の使用」を参照してください。

  • 計算スクリプトに式を配置します。 このメソッドは、データベースの計算を慎重に制御する必要がある場合に使用します。

    「計算スクリプトでの式の使用」を参照してください。

次の図は、Sample.BasicデータベースのMeasuresディメンションを示しています。 マージン%、利益%およびオンス当たりの利益メンバーは、適用される式を使用して計算されます。

図18-1 オンス当たりのマージン%、利益%および利益の計算


この図は、この図の前のテキストで説明されている、マージン%、利益%およびオンス当たりの利益メンバーに式が適用されるアウトラインを示しています。

データベース・アウトラインのメンバーに適用される式については、次のアクションを実行すると、Essbaseによって式が計算されます:

  • データベースのデフォルト(CALC ALL)計算を実行します。

  • 式を含むメンバー(メンバーを含むディメンションのCALC DIMやメンバー自体など)を計算する計算スクリプトを実行します。

計算スクリプト内の式の場合、計算スクリプト内で式が出現すると、Essbaseによって式が計算されます。

式が動的に計算されたメンバーに関連付けられている場合、ユーザーがデータ値をリクエストすると、Essbaseによって式が計算されます。 計算スクリプトでは、動的に計算されたメンバーを計算したり、動的に計算されたメンバーを式計算のターゲットにすることはできません。

データベース・アウトラインの式または計算スクリプトで動的に計算されたメンバーを使用すると、計算のパフォーマンスに大きな影響を与える可能性があります。 Essbaseでは、動的計算を実行するために通常の計算が中断されるため、パフォーマンスに影響します。

データベース・アウトラインに適用する式で置換変数を使用することはできません。