認証
Oracle Essbase RESTリソースには、HTTP Basic認証を使用してHTTPS経由でアクセスします。
HTTP Basic認証を使用してユーザーを検証するには、Authorization
ヘッダーでEssbaseアカウントのユーザー名とパスワードを指定します。 Authorization
ヘッダーの値は、次の形式で指定された<username>:<password>
のbase64エンコーディングである必要があります:
Basic <base64-encoded value>
cURLなどの多くのクライアント・アプリケーションには、このAuthorization
ヘッダーを作成するメソッドが用意されています。
たとえば、cURLを使用して認証するには、次のようにします。
- cURL環境変数
CURL_CA_BUNDLE
をローカルCA証明書バンドルのロケーションに設定します。 cURLを使用したCA証明書の検証の詳細は、http://curl.haxx.se/docs/sslcerts.htmlを参照してください。 - -uオプションを指定して、Essbaseアカウントのユーザー名とパスワードを渡します。cURLでは、リクエストの送信時にAuthorizationヘッダーが追加されます。
次のcURLコマンドの例では、HTTP Basic認証を使用してEssbaseインスタンスの詳細を取得します。
curl -i -X GET -u username:password https://192.0.2.1:443/essbase/rest/v1/about