1. Oracle Essbaseスクリプト・リファレンス
  2. MaxL
  3. MaxL文
  4. MaxL文リファレンス
  5. Create Transparent Partition
機械翻訳について

Create Transparent Partition

2つのキューブ間の透過パーティション定義を作成または検証します。 透過パーティションを使用すると、ソース・キューブの一部であるかのように、ターゲット・キューブに格納されているデータを操作できます。 リモート・データは、データ・ターゲットのユーザーがリクエストするたびにデータ・ソースから取得されます。

構文


creprt_t.gifの説明が続きます
「図creprt_t.gifの説明」

create transparent partitionを使用して、次の方法でパーティションを作成します:

キーワード

create transparent partition

透過パーティションを作成します。 透過パーティションを使用すると、ユーザーはデータ・ソースからデータ・ターゲットに格納されているかのようにデータにアクセスできます。 ただし、データは、別のアプリケーション、別のキューブまたは別のEssbaseインスタンスのデータ・ソースに格納されます。

create or replace ...partition

パーティション定義を作成するか、既存のパーティション定義を置き換えます。

area...

他のデータベースと共有するパーティション領域を定義します。 オプションで、area-aliasを使用して領域にニックネームを付けます。

to <dbs-name>

現在のソース・キューブと2番目のキューブ(ターゲット)の間にパーティション定義を作成します。

from <dbs-name>

現在のターゲット・キューブと2番目のキューブ(ソース)の間にパーティション定義を作成します。

at <host-name>

リモート・キューブの検出URLを指定します。

as <user-name> identified by <password>

両方のキューブに接続できるデフォルトのパーティション・ユーザーの名前とパスワードを指定します。 Essbaseでは、次の目的でログイン情報が使用されます:

  • レプリケート・パーティションおよび透過パーティションのソースとターゲット間でデータを転送します。 セキュリティ・フィルタを適用して、エンド・ユーザーに特権データが表示されないようにできます。

  • すべてのパーティション・タイプのアウトラインを同期します。

using <user-name> identified by <password> for creation

デフォルトのパーティション・ユーザーとして設定されているユーザーとは異なるユーザーを使用してパーティションを作成します。 これは、読取り専用ユーザー・アカウントをデフォルトのパーティション・ユーザーとして指定する場合に便利です。

mapped...

マップされるセクションのメンバー名が2つのキューブで異なる場合は、両方のキューブの共有セクションのメンバー名マッピングを定義します。

outline...

必要に応じて、アウトラインの同期を続行する方向を指定します。 デフォルトの方向は、データ・リフレッシュ方向と同じです。

comment

パーティション定義のソース半分を説明するコメントを作成します。

remote comment

パーティション定義のターゲット半分を説明するコメントを作成します。

validate only

この文によって記述された既存のパーティション定義を、実際には作成せずに検証します。

ノート

  • 空白で区切られている場合は、複数の領域を指定できます。 空白で区切られている場合は、複数のマッピングが許可されます。 マッピングで使用されるすべての領域別名をターゲットに関連付け、マップされた句の方向をソースからターゲットにする必要があります。

  • 最初のDBS-NAMEはローカル・キューブで、2番目のDBS-NAMEはリモート・キューブです。

  • パーティションtoの作成リモート・サイトとは、現在のキューブがソースであることを意味します。 パーティションfromの作成リモート・サイトとは、現在のキューブがターゲットであることを意味します。

  • 集約ストレージ・キューブには、ソース、ターゲット、または透過パーティションのソースとターゲットを指定できます。 アウトライン同期化(refresh outline文)は、現在、集約ストレージ・キューブを含むパーティションに対して有効になっていません。

例

create or replace transparent partition sampeast.east
        area '@CHILDREN("Eastern Region"), @CHILDREN(Qtr1)' sourceArea
to samppart.company at "https://myEssbase-myDomain.analytics.us2.example.com/essbase/agent"
as partitionuser identified by 'password'
        area '@CHILDREN(East) @CHILDREN(Qtr1)' targetArea;

ソースのsampeast.eastとターゲットのsamppart.companyの間に透過パーティションを作成します。 パーティションは、領域別名sourceAreaおよびtargetAreaで指定された領域に対してのみ定義されます。 

create or replace transparent partition source.source
        area 'DimensionA' sourceAreaA
        area 'DimensionB' sourceAreaB
to target.target at "https://myEssbase-myDomain.analytics.us2.example.com/essbase/agent"
as smith identified by 'password'
        area 'ParentMemberA' targetAreaA
        area 'ParentMemberB' targetAreaB
        mapped targetAreaA (ChildA) to (Child_a)
        mapped targetAreaB (ChildB) to (Child_b)
        ;

キューブ・ソースからキューブ・ターゲットへのパーティションを作成します。その間のパーティション領域は、ターゲットのParentMemberAおよびParentMemberBにそれぞれ対応する、ソースのDimensionAおよびDimensionBです。 パーティション化された2つの領域間のメンバー名の違いは、「マップ済」句を使用して、パーティションの作成時に解決されます。 領域の別名は、各領域の指定後に使用されるため、メンバーを各領域に固有にマップできます。