Essbaseでのユーザー・ロールが「ユーザー」であり、特定のアプリケーションの「データベース・アクセス」権限がある場合、アプリケーション内のキューブのデータおよびメタデータを表示できます。
データおよびメタデータの表示機能は、フィルタによって制限されている領域に限定される場合があります。 フィルタを使用して書込みアクセス権が付与されている場合、キューブ内の一部またはすべての領域の値を更新できることがあります。 ドリル・スルー・レポートが存在する場合は、フィルタによってアクセス権がドリル可能領域内のセルに制限されないかぎり、そのドリル・スルー・レポートを使用して、キューブ外のデータのソースにアクセスできます。
「データベース・アクセス」権限がある場合、キューブ・アウトラインを表示すること、アプリケーションおよびキューブ・ディレクトリからファイルおよびアーティファクトをダウンロードすることもできます。 実行できるジョブ・タイプには、集約の構築(キューブが集約ストレージ・キューブの場合)およびMDXスクリプトの実行が含まれます。 コンソールを使用して、データベース・サイズの表示、独自セッションのモニターを行うことができます。
シナリオ関係者の場合、基本データおよびシナリオ変更を表示でき、シナリオ承認者の場合は、シナリオを承認または拒否できます。