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Oracle® Essbase Oracle Essbaseの使用

F17137-05
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一般プロパティの設定

「一般」タブでは、基本的なディメンションまたはメンバー情報(集計プロパティ、ストレージ・プロパティおよびコメントなど)を表示または変更できます。

タブで使用可能なオプションは、アウトライン・タイプと、ディメンションとメンバーのタイプによって異なります。 たとえば、使用可能なアイテムは、キューブがブロック・ストレージか集約ストレージか、あるいはディメンション名を選択したか、ディメンション内のメンバーを選択したかによって異なります。

次のリストはプロパティの一部です。 様々なプロパティのバックグラウンド情報は、「Essbaseキューブの設計およびメンテナンス」を参照してください。

表7-5 ディメンションおよびメンバーの一般プロパティ

フィールド名 説明 適用先...

名前

ディメンションまたはメンバーの名前を入力します。

ディメンション、メンバーまたは別名の名前は1024バイトを超えないようにしてください。

  • 集約ストレージ・ディメンションおよびメンバー

  • ブロック・ストレージ・ディメンションおよびメンバー

コメント

コメントを入力します。

コメントには最大255文字を使用できます。

  • 集約ストレージ・ディメンションおよびメンバー

  • ブロック・ストレージ・ディメンションおよびメンバー

ディメンション・タイプ

集約ストレージ・アウトライン内のディメンションの場合、次を選択します。

  • なし

  • 勘定科目

  • 時間

  • 属性

  • 集約ストレージ・ディメンション

  • ブロック・ストレージ・ディメンション

連結

ディメンションまたは属性ではないメンバーの場合は、集計演算子を選択します。

  • + (加算)

  • - (減算)

  • * (乗算)

  • / (除算)

  • % (パーセンテージ)

  • ~ (無視)

  • ^ (集計なし)

「+ (加算)」がデフォルトです。 ^ (集計なし)演算子はブロック・ストレージ・キューブにのみ適用されます。

  • 集約ストレージ・メンバー

  • ブロック・ストレージ・メンバー

2パス

「2パス計算」チェック・ボックスを選択すると、2回目のアウトライン通過時にメンバーが計算されます。

  • ブロック・ストレージ保管済メンバー
  • 動的メンバーの場合は、かわりに解決順を設定

データ・ストレージ

現在のディメンションまたはメンバーのデータ値の保管方法を決定するオプションを選択します。

  • データの保管

  • 動的計算(このオプションは集約ストレージ・キューブには適用されません。)

  • 共有しない

  • ラベルのみ

  • 共有メンバー

  • 集約ストレージ・ディメンションおよびメンバー

  • ブロック・ストレージ・ディメンションおよびメンバー

メンバーの解決順

メンバーを計算する優先度を示す0から127の解決順序を指定します。

  • 集約ストレージ・メンバー

  • 動的ブロック・ストレージ・メンバー

階層

「保管済」 (デフォルト)またはDYNAMICを指定するか、集約ストレージ・アウトライン内のディメンションの場合は「複数階層使用可能」オプションを選択します(「保管済」DYNAMICの両方を選択するのと同じです)。

選択したストレージ・オプションは、ディメンションまたは世代2メンバーが先頭ノードである階層に適用されます。

  • 集約ストレージ・ディメンション

  • 世代2集約ストレージ・メンバー

集約でのレベルの使用

次のいずれかのオプションを選択して、管理者はデフォルトおよび問合せベースのビュー選択に影響を与えることができます。

  • デフォルト: 内部メカニズムにより集約の作成方法を決定します。

  • 集約なし: 集約はこの階層に沿って実行されません。 選択されたすべてのビューが入力レベルで表示されます。

  • 最上位レベルのみ: (プライマリ階層に適用されます。) 問合せは入力データから直接回答されます。

  • 中間レベルなし: (プライマリ階層に適用されます。) これは最上位レベルと最下位レベルのみを選択します。

集約ストレージ・ディメンション

差異レポートの費用

勘定科目タイプにタグ付けされたディメンションのメンバーには、費用プロパティの値(TrueまたはFalse)を設定できます。 @VARまたは@VARPER式が評価されるとき、費用プロパティがFalseの勘定科目メンバーには、費用プロパティがTrueの勘定科目メンバーと反対の符号が設定されます。

例: シナリオのディメンション・メンバーVarianceと式@VAR(Actual, Budget)。 勘定科目ディメンション・メンバーSales [費用プロパティがFalse]の場合、VarianceメンバーはActual-Budgetとして計算されます。 勘定科目ディメンション・メンバーCOGS [費用プロパティがTrue]の場合、VarianceメンバーはBudget-Actualとして計算されます。

ブロック・ストレージ勘定科目ディメンションおよびメンバー

勘定科目情報

タイム・バランス: タイム・バランス・プロパティを使用するには、勘定科目タグが付けられたディメンションと時間タグが付けられたディメンションが必要です。

  • なし: タイム・バランス・プロパティを適用しません。 メンバー値はデフォルトの方法で計算されます。

  • 平均: 親の値は期間の平均値を表します。

  • 最初: 親の値は期間の開始時の値を示します。

  • 最後: 親の値は期間の終了時の値を示します。

「スキップ」オプション: タイム・バランス計算時に無視される値を決定するオプション(「なし」または「欠落」)を選択します。 「なし」を選択した場合、値なしが無視されて、「欠落」を選択した場合、#MISSING値が無視されます。 タイム・バランス・プロパティに「最初」、「最後」または「平均」を設定した場合にのみ、スキップ設定を指定できます。

  • なし

  • 欠落

これらのプロパティは、「ラベルのみ」メンバー以外のすべてのメンバーに設定できます。

ブロック・ストレージ勘定科目ディメンションのみ