2パス計算プロパティは、ハイブリッド・モード以外のメンバーに適用可能で、目的の値を算出するために計算を2回行う必要があるメンバーを指定するものです。 2パス・メンバーの正しい値を得るために、アウトラインを計算してから、他のメンバーの計算値に依存しているメンバーが再計算されます。
2パス計算は任意の非属性ディメンション・メンバーに付与できるプロパティではありますが、機能するのは勘定科目ディメンションおよび動的計算のメンバーのみです。 他のメンバーに割り当てた2パス計算は無視されます。
2パス計算はブロック・ストレージ・キューブでのみサポートされます。 ハイブリッド・モードおよび集約ストレージ・キューブでは、2パス計算ではなくメンバーの解決順を使用して、メンバーの計算のタイミングが決定されます。 「ハイブリッド・モード」では、2パスとしてタグ付けされたメンバーには、デフォルトで100の「解決順序」が割り当てられます。
アプリケーション・ページで、アプリケーションを展開します。
キューブ名の右にある「アクション」メニューから、「アウトライン」を選択します
「編集」.をクリックします
アウトライン・エディタで、変更するメンバーを検索して選択します。
「プロパティ」ペインで、「2パス計算」メニューを展開し、Trueを選択します。
「2パス計算の設定」を参照してください。