AGENTTHREADS
AGENTTHREADSこの構成設定は、Essbaseサーバーへのログインとログアウトやアプリケーションの起動と停止などの操作に対してEssbaseが生成できるスレッドの最大数を指定します。
構文
AGENTTHREADS n
nは、Essbaseが生成できるスレッドの数を指定します。nの値は、5から500まで(両端を含む)の数値にできます。
デフォルト値は50スレッドです。
ノート
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設定可能な最大AGENTTHREADS値は500ですが、オペレーティング・システムで処理可能な最大スレッド数ははるかに少ない可能性があります。デフォルト値より大きい値を指定する場合は、大量のシステム・リソースを消費する可能性があるため、システム管理者にお問い合せください。
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5より小さいAGENTTHREADS値、最大値より大きいAGENTTHREADS値、または小数値を指定した場合、その値は、Essbaseによってその値に最も近い値で上書きされます。
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Essbaseアプリケーションおよびデータベースへの各初期接続には、エージェント・スレッドが1つ必要です。
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AGENTTHREADS構成設定はEssbase Javaエージェントに適用されません。これは、WebLogic Serverスレッド・プール構成をサーバーおよびドメイン・レベルで生成可能な合計スレッド数に使用します。WebLogicサーバーの合計スレッド数は、
config.xml
ファイルで指定されます。AGENTTHREADSの値がWebLogic Serverの合計スレッド数の値より小さい場合、EssbaseはAGENTTHREADSで指定された値を使用します。AGENTTHREADSの値がWebLogic Serverの合計スレッド数より大きい場合、Essbaseはconfig.xml
ファイルで指定された値を使用します。
例
AGENTTHREADS 100
config.xml
ファイルで指定された合計スレッド数が100以上と想定して、Essbaseが生成できる最大スレッド数を100に設定します。