AUDITTRAIL
AUDITTRAIL構成設定を使用して、Essbaseの変更を追跡します。
構文
AUDITTRAIL DATA | SECURITY
- DATA—アプリケーション・レベルでの設定のみ有効です。Smart Viewの更新、リンク・レポート・オブジェクト(LRO)の変更、ノートの追加、ファイルの添付およびURLの参照など、キューブ・データの変更を追跡します。Smart ViewまたはEssbase Webインタフェースで監査ログを表示します。データ監査は、ブロック・ストレージ・キューブにのみ適用できます。データ監査証跡はデフォルトでは有効になっていません。
- SECURITY—サーバー・レベルの
essbase.cfg
での設定のみ有効です。サーバー・レベルのセキュリティ、移行、ファイル・イベント、および実行済MaxL文に関する情報を収集し、ポリシーXMLファイルで指定するパラメータに基づいてそれらをCSVファイルに連結します。Essbaseは、時間、クライアント、ユーザー、影響を受けたアーティファクトおよび説明などの各イベントに関する情報を追跡します。サーバー・レベルの監査は、ブロック・ストレージおよび集約ストレージ・キューブの両方に適用できます。サーバー・レベルの監査はデフォルトでは有効になっていません。
例
AUDITTRAIL DATA
キューブ・データの変更を追跡します。
AUDITTRAIL SECURITY
システム・レベルのセキュリティ、移行、ファイル・イベント、および実行済MaxL文に関する情報を収集します。