DISABLEREPLMISSINGDATA
DISABLEREPLMISSINGDATA構成設定は、Essbaseに対して、#MISSING値をターゲット・パーティションに複製しないように指示します。これにより、パフォーマンスが改善されますが、データが正確でなくなる可能性があります。
構文
DISABLEREPLMISSINGDATA [appname [dbname]] TRUE | FALSE
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appname—アプリケーション名。TRUEまたはFALSE設定をアプリケーション内の1つまたはすべてのキューブに適用するためのオプションのパラメータ。appnameの値を指定し、dbnameの値を指定しない場合、設定は指定したアプリケーションのすべてのキューブに適用されます。アプリケーションを指定しない場合、キューブを指定できず、設定はEssbaseサーバー上のすべてのアプリケーションおよびキューブに適用されます。
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dbname—データベース(キューブ)名。TRUEまたはFALSE設定を指定したアプリケーション内の指定したキューブに適用するためのオプションのパラメータ。dbnameの値を指定しない場合、設定は指定したアプリケーション内のすべてのキューブに適用されます。appnameが指定されていない場合、dbnameを指定することはできません。
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TRUE—#MISSING値は、appnameおよびdbnameパラメータで指定されたアプリケーションおよびキューブのターゲットに複製されません。
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FALSE—#MISSING値は、appnameおよびdbnameパラメータで指定されたアプリケーションおよびキューブのターゲットに複製されます。これはデフォルトです。
ノート
DISABLEREPLMISSINGDATAは、ブロック・ストレージ・キューブ上の複製されたパーティションにのみ適用されます。
#MISSINGデータが複製されない場合、警告メッセージがアプリケーション・ログ・ファイルに記録されます。
例
Sample1 Basic (ソース)からSample2 Basic (ターゲット)にパーティションが存在しているとします。#MISSINGデータの複製を行わないようにするには、次のように構成します:
DISABLEREPLMISSINGDATA Sample1 Basic TRUE
DISABLEREPLMISSINGDATA Sample2 Basic TRUE