Essbaseノードでの診断情報の収集

Oracle Cloud InfrastructureEssbaseノードにSSH接続してトラブルシューティング目的のために診断情報を収集できます。

診断を取得するには:
  1. SSHを使用してEssbaseノードに接続します。
  2. oracleユーザーに変更します。
    sudo su - oracle
  3. ディレクトリを/u01/vmtools/diagnosticsに変更します
    cd /u01/vmtools/diagnostics
  4. 引数としてパスおよび拡張子なしのファイル名を指定して、診断収集スクリプトを実行します。スクリプトは、パスワードなしで実行できます。
    ./collect-diagnostics.sh /tmp/diagnostics
ここでは、次のオプションがあります。

構文は次のとおりです。

./collect-diagnostics.sh [--filename] [--vault | -V] [--timeout | -T]

次に例を示します。

./collect-diagnostics.sh /tmp/diagnostics --vault

このスクリプトには、次のパラメータおよびオプションがあります。

--filenameは、生成するターゲットzipファイル名を設定します。

--vaultまたは-Vは、ユーザーにパスワードの入力を要求するかわりに、ボールト(OCIDを使用してアクセスされます)に格納された必要な資格証明(管理パスワード)を取得するようにスクリプトを設定します。

--timeoutまたは-Tは、診断情報の収集のタイムアウト期間(秒単位)を設定します。(デフォルト = 600)

オプション--vaultまたは-Vを使用しない場合は、データベース管理(クリア・テキスト)パスワードの入力を要求されます。保護されたパスワードは、入力時に表示されません。

診断は圧縮ファイル(diagnostics.zipなど)に収集されます。