機密アイデンティティ・アプリケーションの変更

Oracle Cloud MarketplaceからEssbaseスタックをデプロイした後は、OCI Identity and Access Management (IAM)またはOracle Identity Cloud Service (IDCS)内の機密アプリケーションを、正しいEssbase URLで更新します。

IAMまたはIDCSと統合されている同じEssbaseインスタンスに対して複数のアクセス・ポイントをサポートする必要がある場合は、次の手順ではなく、「複数の仮想ホストの設定」の手順に従ってEssbase用に複数のリダイレクトURIを登録します。

  1. Oracle Cloud Infrastructureコンソールにログインします。「アイデンティティとセキュリティ」を選択します。

  2. 「ドメイン」をクリックし、Essbaseスタック用に予約されているアイデンティティ・ドメインの名前をクリックします。

  3. そのドメイン内の「統合アプリケーション」をクリックします。

  4. 機密アプリケーションを探して選択します。

  5. 「クライアント構成」で、Essbase「リダイレクトURL」を更新して実際のEssbase URLを反映します。

    https://192.0.2.1/essbase/redirect_uri

    ロード・バランサをデプロイした場合は、Essbase URL内のIPはロード・バランサ用のものになります。

  6. Essbase「ログアウト後のリダイレクトURL」を更新してEssbase URLを反映します。例:

    https://192.0.2.1/essbase/jet/logout.html

    ロード・バランサをデプロイした場合は、ログアウト後のリダイレクトにポート443を含めます:

    https://192.0.2.1:443/essbase/jet/logout.html
  7. 更新した機密アプリケーションを保存します。

  1. アイデンティティ・ドメイン管理者としてIdentity Cloud Serviceにログインします。Oracle Cloud InfrastructureからIdentity Cloud Serviceコンソールに移動するには、「アイデンティティ」「フェデレーション」の順にクリックし、「Oracle Identity Cloud Service Console」の横にあるURLリンクをクリックします。

  2. Identity Cloud Serviceコンソールで、ナビゲーション・ドロワー・アイコンを展開し、「アプリケーション」をクリックします。

  3. 機密アプリケーションを探して選択します。

  4. 「構成」を選択して「クライアント構成」を展開します。

  5. Essbase「リダイレクトURL」を更新して実際のEssbase URL.を反映します。

    https://192.0.2.1/essbase/redirect_uri

    ロード・バランサをデプロイした場合は、Essbase URL内のIPはロード・バランサ用のものになります。

  6. Essbase「ログアウト後のリダイレクトURL」を更新してEssbase URLを反映します。例:

    https://192.0.2.1/essbase/jet/logout.html

    ロード・バランサをデプロイした場合は、ログアウト後のリダイレクトにポート443を含めます:

    https://192.0.2.1:443/essbase/jet/logout.html
  7. 上にスクロールして更新後の機密アプリケーションを保存します。