ユーザーおよびロールについて
Essbaseアクセスをユーザーに提供するには、まずアイデンティティ・プロバイダからユーザーにEssbaseロールを割り当て、次にアプリケーション・レベルの権限を割り当てる必要があります。
Essbaseへのアクセスはセキュリティによって制限され、ユーザー・アカウントは、OCI Identity and Access Management (IAM)またはOracle Identity Cloud Service (IDCS)を使用してアイデンティティ・ドメインで管理されます。
ユーザーにEssbaseアクセス権を割り当てるための一般的なユースケースを次に示します:
- ユーザーは、自身に関連アプリケーションへのアクセス権が割り当てられたキューブ(データベース)を表示し、アクセスできます。
- パワー・ユーザーは、エンタープライズレベルのキューブを作成でき、自身がアプリケーション・マネージャ・ロールを持つアプリケーションへのアクセス権を他のユーザーに付与できます。
- サービス管理者は、すべてのレベルでユーザーを割り当てることができ、アプリケーション、キューブおよびユーザーのあらゆる側面を管理できます。
- サービス管理者は、キューブ内のデータを更新する必要があるユーザーにデータベース更新ロールを割り当てることができます。
Oracle Identity Cloud Serviceでは、ネストされたグループの作成(親グループへのグループの割当て)がサポートされていません。