@CURGEN

Essbaseの@CURGEN計算関数は、指定されたディメンションの現在のメンバーの組合せの世代番号を返します。この番号は、ディメンションの最上位のメンバーから現在のメンバーを隔てているメンバー数を表します。

構文

@CURGEN (dimName)

パラメータ

dimName

単一ディメンション名仕様。dimNameは、ディメンションの最上位メンバーの名前である必要があります。ディメンション内の別のメンバー名にすることはできません。

ノート

  • 指定されたディメンションの現在のメンバーが暗黙の共有メンバーである場合、返されるメンバーの世代は保管済メンバーと同じ世代です。たとえば、Sample Basicでは、MeasuresディメンションのメンバーInventoryが暗黙の共有メンバーです。

    Inventory
         Opening Inventory (+)
         Additions (~)
         Ending Inventory (~)

    Inventoryの世代値は、その下の保管済メンバーOpening Inventoryと同じです。この例の場合、Opening Inventoryは世代3にあります。Inventoryが現在のメンバーである場合、@CURGEN(Measures)は世代3を返します。

次の時間ディメンション構造があるとします:

 Year
   Qtr1
      Jan, Feb, Mar
   Qtr2
      Apr, May, Jun
   Qtr3
      Jul, Aug, Sep
   Qtr4
      Oct, Nov, Dec

@CURGENは、表示されているメンバーに対して次の結果を提供します。

Formula                      Current Member   Value
Position = @CURGEN(Year);    Year             1
Position = @CURGEN(Year);    Qtr2             2
Position = @CURGEN(Year);    Oct              3

関連項目