関数パラメータ
Essbase計算関数で使用される一般的なパラメータは次のとおりです。IF、THEN、ELSE、RETURNなどのキーワードでもあるメンバー名は、引用符で囲む必要があります。ベスト・プラクティスは、メンバー名を常に引用符で囲むことです。
表3-1 関数パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
attDimName | 単一属性ディメンション名仕様。
|
attMbrName | 単一属性メンバー名仕様。
|
dimName | 単一ディメンション名仕様。
|
expList | メンバー名、変数名、関数、および数式のカンマ区切りのリスト。これらはすべて数値を返します。
|
expression | Essbase内で有効であり、計算時に数値を返す算術式または数式。この式の定義には、numDigits、generation、levelなどのパラメータと、rateMbrConst、lifeMbrConstなどの財務グループの関数のその他の類似のパラメータも含まれます。
|
genLevName | 世代またはレベル名仕様。
|
genLevNum | 世代またはレベルの数を定義する整数値。正の整数は世代番号を表します。0または負の整数はレベル番号を表します。
|
mbrList | メンバーのカンマ区切りリスト。
|
mbrName | 任意の有効な単一メンバー名かメンバーの組合せ、または単一メンバーかメンバーの組合せを返す関数。この定義には、balanceMbrName、costMbr、cashflowMbrなどの財務グループの関数の類似のパラメータも含まれます。 単一のメンバー名を予期する関数(@DESCENDANTSや@CHILDRENなど)の場合、メンバーの組合せが指定されると、Essbaseは組合せの最初のメンバーを使用します。たとえば、mbrNameがUtah->Salesの場合、EssbaseはUtahを使用します。
|
n | 正または負の整数値。
|
propertyName | ディメンション・プロパティ名。
|
propertyValue | オプション。メンバー・プロパティ値。この値は、propertyNameで指定したディメンション・プロパティのデータ型と一致する必要があります。
|
rangeList | 有効なメンバー名、メンバー名のカンマ区切りリスト、メンバー・セット関数、および同じディメンションからの範囲関数。rangeListがオプションであり、指定されていない場合、Essbaseは時間としてタグ付けされたディメンションのレベル0メンバーを使用します。時間としてタグ付けされたディメンションがなく、このパラメータが省略されている場合、Essbaseは構文エラーを報告します。このrangeListの定義には、mbrListも含まれます。
|
tag | 最初、最後、平均、費用、2パスなど、現在のデータベースで定義されている有効なアカウント・タグ。
タグがメンバー名でなく文字列として確実に解決されるようにするには、タグを引用符で囲みます。 |
XrangeList |
rangeListに似ていますが、ディメンション間メンバーをサポートします。 同じディメンションからのメンバー・リストを返す有効なメンバー名、メンバー名のカンマ区切りリスト、ディメンション間メンバー、またはメンバー・セット関数か範囲関数(@XRANGEを含む)。XrangeListが指定されていない場合、Essbaseは、時間としてタグ付けされたディメンションのレベル0メンバーを使用します。 範囲リスト・パラメータも参照してください。 |