@SUMRANGE
Essbaseの@SUMRANGE計算関数は、指定された範囲(XrangeList)全体で、指定されたメンバー(mbrName)のすべての値の合計を返します。
構文
@SUMRANGE (mbrName [,XrangeList])
パラメータ
- mbrName
-
すべての有効な単一メンバー名、または単一メンバーを返す関数。
- XrangeList
-
オプション。同じディメンションからのメンバー・リストを返す有効なメンバー名、メンバー名のカンマ区切りリスト、ディメンション間メンバー、またはメンバー・セット関数か範囲関数(@XRANGEを含む)。XrangeListが指定されていない場合、Essbaseは、時間としてタグ付けされたディメンションのレベル0メンバーを使用します。
例
次の例は、Sample Basicデータベースに基づいています。Yearディメンションに追加のメンバーPartial Yearが含まれているとします。Partial Yearの式は、JanからJunまでの範囲のNew Yorkの値を合計します。計算スクリプトはSalesに固定されるため、この式はSalesの値にのみ適用されます。
FIX(Sales)
"Partial Year"=@SUMRANGE("New York",Jan:Jun);
ENDFIX
This example produces the following report:
Actual New York Colas
Sales
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Jan 678
Feb 645
Mar 675
Apr 712
May 756
Jun 890
Partial Year 4356
関連項目