TodateEx

返される日付は、1970年1月1日の午前0時以降に経過した秒数です。

日付または日付形式の文字列が無効な場合、エラーが返されます。

構文

TodateEx ( internal-date-format, date-string )

パラメータ

internal-date-format

サポートされている日付形式を示す次のリテラル文字列(順序付きリスト番号とかっこ付きの例を除く)のいずれか。

"mon dd yyyy" (例: mon = Aug)
"Month dd yyyy" (例: Month = August)
"mm/dd/yy"
"mm/dd/yyyy"
"yy.mm.dd"
"dd/mm/yy"
"dd.mm.yy"
"dd-mm-yy"
"dd Month yy"
"dd mon yy"
"Month dd, yy"
"mon dd, yy"
"mm-dd-yy"
"yy/mm/dd"
"yymmdd"
"dd Month yyyy"
"dd mon yyyy"
"yyyy-mm-dd"
"yyyy/mm/dd"
Long format (例: WeekDay, Mon dd, yyyy)
Short format (例: m/d/yy)

date-string

internal-date-formatのルールに従った日付文字列。次の例は、前述の内部日付形式に対応しています。

Jan 15 2024
January 15 2024
01/15/24
01/15/2024
24.01.15
15/01/24
15.01.24
15-01-24
15 January 24
15 Jan 24
January 15 24
Jan 15 24
01-15-24
24/01/15
240115
15 January 2024
15 Jan 2024
2024-01-15
2024/01/15
Sunday, January 15, 2024
1/8/24 (m/d/yy)

ノート

この関数は、Todateの拡張です。
この関数では大文字と小文字が区別されます。たとえば、aprをAprのかわりに使用するとエラーが返されます。
内部書式設定文字列に含まれていない余分な空白を使用すると、エラーが返されます。
内部フォーマット文字列に含まれていない余分な空白を使用すると、エラーが返されます。06/20/2024の日付文字列を日付形式mm/dd/yyで誤って使用した場合は、末尾の24は無視され、日付は2020年6月20日として解釈されます。
長い形式(Weekday, Mon dd, yyyy)は、指定した日付との曜日の一致については検証されません。

例: 長い形式の日付形式を使用したSunday, March 13, 2025日付文字列の場合、入力日付文字列は、March 13, 2025として正しく解析されます。ただし、March 13, 2025は日曜日には該当しません。
01-01-1970よりも前の日付を指定すると、この関数はエラーを返します。
yy形式が使用されている場合、この関数は1970年から2029年の範囲の年を解釈します。

例

次の問合せは、California市場での製品Colaの2024年5月31日の実際の売上高を返します。

TodateEx()は、日付文字列05.31.2024に対応する2024年5月31日の日付を返します。StrToMbrは、2024年5月31日をキャプチャして、対応する日レベルのメンバーを返します。

SELECT
 {[Sales]}
ON COLUMNS,
 {
   StrToMbr(
        FormatDate(
                TodateEx("mm.dd.yyyy", "05.31.2024"),
                "Mon dd yyyy"
        )
   ) 
 }
ON ROWS
FROM Mysamp.basic
WHERE (Actual, California, Cola);