計算スクリプト、レポート・スクリプト、式、フィルタ、代替変数値および環境変数値での命名規則

Essbaseメンバー名に特殊文字が含まれ、それらのメンバー名を変数値、スクリプト、フィルタ、パーティションまたは式で引用する場合、適切な囲みを使用してメンバー名を引用する必要があります。必要な囲みは、データベースがブロック・ストレージであるか集約ストレージであるかによって異なります。

代替変数値、環境変数値、計算スクリプト、レポート・スクリプト、フィルタ定義、パーティション定義または式では、次のような場合、MDX文(または集約ストレージ・アウトライン式)で使用するときはメンバー名を大カッコ([ ])で囲み、それ以外で使用するときは引用符(" ")で囲む必要があります。

  • 名前が1つ以上の数字で始まる場合(たとえば、100)。

  • 名前に、次の表にリストするスペースまたは文字が含まれる場合:

    表B-2 メンバー名を囲む必要のある文字

    文字 説明

    &

    アンパサンド

    *

    アスタリスク

    @

    アット・マーク

    \

    円記号(バックスラッシュ)

    { }

    中カッコ

    :

    コロン

    ,

    カンマ

    -

    ダッシュ、ハイフンまたはマイナス

    !

    感嘆符

    =

    等号

    >

    大なり記号

    <

    小なり記号

    ()

    丸カッコ

    %

    パーセント記号

    .

    ピリオド

    +

    プラス符号

    ;

    セミコロン

    /

    スラッシュ

    ~

    チルダ

計算スクリプトと式では、Essbaseキーワードでもあるメンバー名を、ブロック・ストレージ・データベースでは引用符(" ")、集約ストレージ・データベースでは大カッコ([ ])で囲む必要があります。

BEGIN
DOUBLE 
ELSE
END
FUNCTION
GLOBAL
IF
MACRO
MEMBER
RANGE
RETURN
STRING
THEN