ロケーション別名の使用方法

ロケーション別名は、別のキューブのデータソースを識別する記述子です。ロケーション別名は、キューブの別名を、そのキューブの場所にマップします。ロケーション別名はキューブ・レベルで設定されます。ロケーション別名は、計算スクリプトが実行されるキューブで設定します。

ロケーション別名を作成したら、別名を使用して別のキューブを参照できます。キューブの場所が変更された場合は、それに応じて場所の定義を編集します。

ロケーション別名は、@XREF関数および@XWRITE関数でのみ使用できます。@XREFの場合、別のキューブからデータを取得して、現在のキューブでの計算に組み込むことができます。この場合、ロケーション別名は値の取得元のキューブを指し示します。@XWRITEの場合、値を別のEssbaseキューブまたは同じキューブに書き込むことができます。

特定のキューブに対して、ロケーション別名を作成できます。ロケーション別名を作成するには、定義済の接続に基づいたロケーション別名の作成を参照してください。create location alias MaxL文も使用できます。