Essbase 11gとEssbase 21cの違い
最新のEssbaseプラットフォームについて理解するには、ここに記載するEssbase 11g On-PremiseとEssbase 21cとの機能の違いを確認してください。
Essbaseデプロイメント・タイプの違いについては、Essbaseデプロイメント・オプションの違いを参照してください。
アーキテクチャ/コア・エンジン
機能またはコンポーネント | Essbase 11g | Essbase 21c | ノート |
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アプリケーション・アーキテクチャ | EPM System、Foundation Services | Essbaseは、Fusion MiddlewareまたはOracle Cloud Infrastructureの中間層のWebLogicプラットフォームで実行されます。 |
独立したデプロイメントでは、Fusion Middlewareにより、高速パフォーマンス、メモリー使用の最適化、高い同時実行性、柔軟なデプロイメントおよびフェイルオーバーを実現します。 Oracle Cloud Infrastructureのデプロイメントでは、Essbaseインストール/構成ツールを実行する必要がありません。OCIにより、高速パフォーマンス、メモリー使用の最適化および柔軟なデプロイメントを実現します。 |
Essbaseメタデータのリレーショナル・データベース | × | ○ | リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)のスキーマは、Essbaseプラットフォームのアーティファクトとコンポーネントに関する情報を保持します。このメタデータは、サポート対象のリレーショナル・データベース(RDBMS)のうち、ユーザーの任意のものに保管されます。Essbaseアプリケーションおよびキューブはこれらのスキーマに保管されません。独立したデプロイメントでは、Essbaseをインストールしているサーバーの、ユーザーが選択した<アプリケーション・ディレクトリ>の場所にアプリケーションがあります。Oracle Cloud Infrastructureのデプロイメントでは、アプリケーションはEssbaseコンピュート・インスタンスのデータ・ブロック・ボリュームにあります。 |
Query Engineのオプション(集約ストレージ、ブロック・ストレージ、ハイブリッド・モード) | ブロック・ストレージ(デフォルト) | ハイブリッド・モード(デフォルト) | ハイブリッド・モードはブロック・ストレージ・キューブのデフォルトであり、頑健な依存関係分析、高速集計、より高い計算処理能力、およびいくつかのチューニング・オプションを提供します。高速分析処理のためのハイブリッド・モードの適用を参照してください。 |
フェイルオーバー | ○ | 〇 (Linux上の独立したデプロイメントのみ) | フェイルオーバーはWebLogicと統合され、アクティブなノードとスタンバイ状態で待機中のノードとを判別する中央リクエスト・リース・システムをサポートします。 |
Unicode | ○ | ○ | Essbase 21cはUTF-8エンコーディングを使用します。ネイティブエンコードされたEssbase 11g On-Premiseアプリケーションはすべて、LCMエクスポート操作を実行する前にUnicodeに変換してください。 |
インタフェース/ツール
機能またはコンポーネント | Essbase 11g | Essbase 21c | ノート |
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管理用のEssbase Webインタフェース | × | ○ | Essbase Webインタフェースを使用すると、アプリケーション、ユーザー/グループ、およびEssbaseのアーティファクトを管理できます。充実したアウトライン・エディタ、スクリプティング・エディタ、グリッド・レイアウトを保存できるデータ分析インタフェース、およびデータ・プレビュー機能が組み込まれたロード・ルール・エディタが用意されています。集中型の「ジョブ」インタフェースでは、リクエストを開始し、アクティブなリクエストや最近のリクエストをモニターできます。移行、自動化および管理のためのユーティリティに加え、Cube DesignerとSmart Viewも、コンソールからダウンロードできます。 |
Cube Designer、アプリケーション・ワークブック | × | ○ | Microsoft Excel用のCube Designer拡張機能は、Essbaseのキューブをアプリケーション・ワークブックから設計して作成するためのクライアント・インタフェースです。このインタフェースは、柔軟で移植可能なキューブの設計と管理のシステムを提供します。構造化されたワークブックにより、毎日のキューブ設計、最適化および移植性を容易にします。Cube Designerは、構造化されていないワークブックで見つかるパターンを推測することで、生データを階層的に組織化されたキューブに成形しやすくします。また、Cube Designerとアプリケーション・ワークブックにより、オフラインでキューブを開発できるというメリットが得られるとともに、反復作成が容易になります。Cube Designerでのキューブの操作を参照してください。 |
移行、バックアップ/リストア | ○ | ○ | Essbaseを使用すると、「コンソール」からのユーティリティの選択を使用することで、Essbaseのリリース間およびホスト・サーバー間でアプリケーションを簡単に移行できます。「移行ツールとユースケースについて」を参照してください。また、リレーショナル・データベースに格納されたEssbase RCUスキーマの定期的なバックアップおよびユーザー・ロールを保守する必要もあります。デプロイメント・タイプに対応するバックアップと復元の手順を参照してください。 |
カタログ | × | ○ | カタログは、Essbaseのアプリケーションとユーザーに関連付けられているファイルやアーティファクトを保管するための中心的な場所となっています。ユーザーと共有ディレクトリ、およびサンプル・キューブの役立つギャラリが用意されています。 |
ギャラリ | × | ○ | カタログには、Excelアプリケーション・ワークブックの形式で、キューブ・テンプレートのギャラリが含まれています。これらのワークブックをインポートして、様々なサンプル・キューブを作成します。サンプルでは、構造化ワークブックおよび非構造化ワークブックからのキューブの作成と設計の方法だけでなく、Essbaseのアプリケーションと機能の様々なユース・ケースについて説明しています。 |
Smart View | ○ | ○ | Oracle Smart View for Officeの操作を参照してください。 |
Provider Services | ○ | ○ | Provider Servicesは、Essbase 21cに組み込まれています。Provider Servicesは、デフォルトで10分後にタイムアウトをリクエストします。コンソールで構成オプションを使用できます。移行の手順で説明されているように、クライアント・サービスURLを新しい形式に更新する必要があります。 |
Essbase Administration Services | ○ | 〇(独立したデプロイメントのみ) | EAS Liteは、所属企業でWebインタフェースを導入する準備が整っていない場合に、アプリケーションの管理を継続するためのオプションです(独立したデプロイメントで)。EASの機能はリリース11gで使用できたものに限られ、最新のプラットフォーム機能は含まれません。 |
Essbase Studio | ○ | × | 接続とデータソースを使用して外部のデータ・ソースに接続し、機能が向上した「ルール」エディタを使用してインポートをプレビューしてキューブに成形し、「ドリル・スルー・レポート」を使用してインポートしないデータにアクセスします。 |
セキュリティ/認証
機能またはコンポーネント | Essbase 11g | Essbase 21c | ノート |
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通信/ネットワーク・セキュリティ | セキュリティ・ファイル | TLS、ロード・バランサ | すべてのデータは、Transport Layer Security (TLS)を使用して転送レイヤーで暗号化されます。オプションでロード・バランサを実装できます。独立したデプロイメントで、これはOracle HTTP Serverまたは選択した別のロード・バランサにできます。Oracle Cloud Infrastructureデプロイメントでは、OCIを使用してロード・バランサを構成することを選択できます。 |
認証メソッド | EPM Shared Servicesまたはネイティブ |
Oracle Identity Cloud Service (OCIデプロイメントのみ) EPM Shared Services (独立したデプロイメントのみ) WebLogic組込みLDAP |
独立したデプロイメントの場合、ユーザーとグループの認証にはWebLogic組込みLDAPを選択します。また、すでにEPM Shared Servicesを使用している場合は、Essbase 21c (独立したデプロイメント)で引き続き使用できます。WebLogicを選択する場合は、Microsoft Active Directoryなどの外部認証プロバイダ(本番環境に適したもの)にユーザーをフェデレートするようにお薦めします。
OCIデプロイメントでは、Oracle Identity Cloud Service (IDCS)と統合します(MSADを使用している場合も含みます)。 |
ユーザー/グループのロールおよびアプリケーションの権限 | Essbaseのロール、Shared Servicesのロール、およびアプリケーションのロール | 次のように簡易化: 3つのロール、4つの権限 | Essbaseのユーザー・ロールは、ユーザー、パワー・ユーザーおよびサービス管理者です。個別に付与されるアプリケーション権限は、アプリケーション・マネージャ、データベース・マネージャ、データベース更新およびデータベース・アクセスです。EPM Shared Servicesのロールはすべて、新しいロールと権限にマッピングできます。あるいは、引き続きEPM Shared Servicesを使用できます(独立したデプロイメントのみ)。 |
フィルタ | ○ | ○ | フィルタを使用すると、きめ細かく調整したセルレベルでのアクセス制御をキューブに実装できます。組込みの機能/変数とともに動的フィルタを使用することで、変化するユーザー・ベースやリアルタイムのソース・データに対し、フィルタを拡張可能かつ適応可能なものにできます。LoginAsを使用すると、Essbase Webインタフェースでフィルタをテストできます。
Essbase 11g On-Premiseでは、各キューブのユーザーごとに、フィルタを1つのみ付与できます。Essbase 21cでは、新しいフィルタ割当てと既存のフィルタ割当てが組合せられています。 |
セキュリティ・ファイル | ○ | × | Essbase 21cではessbase.secは必要ありません。 |
データの接続性/相互運用性
機能またはコンポーネント | Essbase 11g | Essbase 21c | ノート |
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接続とデータソース | × | ○ | Essbaseの管理タスクでは、リモートのソース・データまたはホストへの接続性が必要になる場合がよくあります。再使用可能な接続とデータソースを使用すれば、接続の詳細情報をルール・ファイルやフィルタなどのアーティファクトにコーディングしたり、他の接続依存のタスクを実行するたびにそれらを入力したりする必要がなくなります。 |
ネットワーク接続 | ○ | ○ | Essbase APIは、コンポーネント間での内部接続を保護するにも、他のアプリケーションとの外部接続を保護するにも、TLS/SSLを使用します。セキュアなHTTP経由でEssbaseランタイム・クライアント(RTC)を使用することで、クライアントの接続を有効にするための追加のTCP/IPポートを開かずに任意のソフトウェアから接続できます。 |
パーティション | ○ | ○ | Essbase 21cではリンク・パーティションはサポートされません。キューブ間にまたがるデータを分析するには、@XREFと@XWRITEを使用します。パーティションとXREF/XWRITEを使用したキューブのリンク付けを参照してください。
管理者は、ソース・キューブとターゲット・キューブに対するユーザー・セキュリティを設定する必要があります。パーティション・データベースのセキュリティを参照してください。 OCIデプロイメントでは、フェデレーテッド・パーティションがAutonomous Data Warehouseで使用可能であり、リレーショナル・データとEssbaseキューブの透過的な統合が可能になります。 |
ドリル・スルー | ○ | ○ | キューブに存在する以上のデータが必要な場合は、ドリル・スルー・レポートを使用して外部データ・ソースにアクセスします。Oracle Databaseへのドリル・スルー接続のパフォーマンスが向上しています。ドリル・スルー・レポートの設計の柔軟性が向上し、複数のセルまたはセルの範囲を様々に選択可能です。選択は、再帰的、非再帰的、レベル0、連続または非連続にすることができます。 |
計算/データ・フロー
機能またはコンポーネント | Essbase 11g | Essbase 21c | ノート |
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計算スクリプト(ブロック・ストレージとハイブリッド・モード) | ○ | ○ | 計算関数と計算コマンドの完全なライブラリは、ほとんどの分析アプリケーションに適しています。ユーザー独自のカスタム定義の関数とマクロを作成してください。計算トレースは、計算スクリプトのパフォーマンスとメンバー式の処理を分析してデバッグするのに役立ちます。タプルベースの計算は、計算スコープの最適化と絞り込みに役立ち、計算スコープがアクティブなSmart Viewグリッドに焦点を合わせるように制限します。ハイブリッド計算を使用でき、チューニング・オプションが用意されています。 |
集約ストレージ計算 | ○ | ○ | MDX挿入は、カスタム計算とカスタム割当てを実行するのに役立ちます。デフォルトの集約ビューの作成とメンテナンスを自動化できます。 |
ブロック・ストレージ・キューブに対してデフォルトで有効になっているハイブリッド問合せプロセッサ | × | ○ |
Essbase 21cでは、問合せの動的依存関係をハイブリッド・モードを使用して処理します。ハイブリッド・モードでは、Essbaseは問合せを解決する前に式の依存関係を評価して、最小限の処理時間と正確な結果を実現します。 ハイブリッド・モードは計算スクリプトのデフォルト・モードではありませんが、HYBRIDBSOINCALCSCRIPT構成設定を使用して有効にできます。 Essbase 11gでは、デフォルトの問合せエンジンはハイブリッド・モードではありませんが、ASODYNAMICAGGINBSOを使用して有効にできます。 |
並列計算 | ○ | ○ | 並列計算の使用を参照してください。 |
データ・ロード/ディメンション作成のルール | ○ | ○ | 「ルールのロード」エディタには、データ・プレビュー機能が組み込まれています。カタログまたは外部ソースからインポートできます。「ルール・ファイル」列では、Sum、Min、Max、CountおよびAvgなどの、インポートの成形に役立つ関数を使用できます。SQLベースのロードのパフォーマンスが向上しています。JavaまたはREST APIからバッチ・アウトライン編集を使用できます。コマンドライン・インタフェース(CLI)では、様々なソースからのストリーミング・データ・ロードがサポートされます。集約ストレージのデータ・ロードの最適化には、バッファ、マージ、キャッシュ・チューニングのオプションが含まれています。Essbase Studioからルール・ファイルを移行し、Essbase Webインタフェースで編集できます。 |
カスタム定義の計算関数とマクロ | ○ | ○ | Javaで独自のカスタム定義関数とマクロを作成できます。 |
MDX | ○ | ○ | MDXのマルチディメンショナル問合せ言語としてよく知られているユーティリティに加え、挿入ディレクティブとエクスポート・ディレクティブを使用することで、マルチディメンショナル・データの任意のカスタム・スライスを成形、コピー、移動および更新できます。サブ選択を使用すると、問合せ対象データのボリュームをフィルタできます。 |
シナリオ管理 | × | ○ | シナリオ管理は、プライベート作業領域、つまり「サンドボックス」を作成する能力を提供します。サンドボックスでは、データ内の様々な仮定をモデル化し、キューブに影響を及ぼすことなく、集約結果に対する効果を確認できます。 |
開発、自動化および監査
機能またはコンポーネント | Essbase 11g | Essbase 21c | ノート |
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自動化と開発者ツール | ○ | ○ | REST APIは、Secure HTTP経由でのEssbaseリソースの管理を自動化するのに役立ちます。Java API、コマンド・ライン・インタフェース(CLI)、MaxL管理言語およびレポート・ライターも使用できます。 |
迅速な開発と監査のための機能 | × | ○ | 計算トレースを使用すると、計算スクリプトを監視してデバッグできます。問合せトレースは、問合せのパフォーマンスを監視してデバッグするのに使用できます。監査証跡は、データに加えられた変更を追跡できるようにします。解決順は、Smart Viewでの作業時に調整できます。 |
シャドウ・アプリケーション | × | ○ | キューブの変更や再構成を制限されたダウン・タイムで実施するために、プライマリ・アプリケーションのコピーであるシャドウ・アプリケーションを作成できます。シャドウ・アプリケーションへの変更を実施する間、プライマリ・アプリケーションは問合せなどの読取り専用操作のサービス提供を継続します。シャドウ・アプリケーションは表示することも非表示にすることもできます。REST APIで使用可能であるため、シャドウ・アプリケーションの作成を参照してください。 |
構成
機能またはコンポーネント | Essbase 11g | Essbase 21c | ノート |
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構成ツール | × | 〇(独立したデプロイメントのみ) | 独立したデプロイメントの場合、Essbase環境は、統合されている構成ツールを使用することで、いつでも構成できます。Essbaseのインストールの終了時に構成しても、後から構成ツールを起動することでインストール後に構成しても構いません。構成を頻繁に行う場合(開発環境など)は、サイレント・モードを使用できます。 |
構成設定 | ○ | ○ | アプリケーションのチューニングに必要な構成パラメータのほとんどは、Essbase Webインタフェースを使用してアプリケーションごとに設定する必要があります。サーバー・レベルの構成は構成ツールによって処理されますが(独立したデプロイメントの場合)、必要に応じて、essbase.cfgを使用してサーバー構成のデフォルト値を変更することもできます。コンソールでは、プロバイダ・サービスのネットワーク関連のプリファレンスの構成オプションを使用できます。 |
その他の注目機能とレガシー機能
機能またはコンポーネント | Essbase 11g | Essbase 21c | ノート |
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拡張分析メソッド | × | ○ | Smart View経由による接続の組込みの代替手段として、管理用のEssbase Webインタフェースから、キューブ・データに対してアド・ホック・データ問合せ/グリッド分析を実行できます。グリッド・レイアウトの保存、レポート・スクリプトの実行、および名前付きのMDX問合せの実行と保存を行えます。Webインタフェースでのデータの分析を参照してください。 |
メンバーID | × | ○ | キューブ・アウトラインのすべてのメンバーに、固有のメンバーIDが自動で割り当てられます。 |
ロギング | ○ | ○ | アプリケーション・ログはOracle Diagnostic Logging (ODL)形式です。Essbase Webインタフェースからこれらをダウンロードできます。パフォーマンス・アナライザを使用してEssbaseのログを分析し、使用量とパフォーマンスの統計を生成できます。 |
暗黙の共有 | デフォルトでTrue | 選択制 | Essbase 11g On-Premiseでは、IMPLIED_SHARE設定を使用するアプリケーションの暗黙の共有の設定を変更できます。Essbase 11g On-PremiseアプリケーションからEssbase 21cに移行する際、IMPLIED_SHARE設定は保持されます。アプリケーションごとに、アプリケーションの作成時に暗黙の共有の動作を1回のみ設定します(変更は想定されていません)。IMPLIED_SHARE_ON_CREATE構成プロパティを参照してください。このプロパティはデフォルトでFALSEに設定されています(IMPLIED_SHAREがTRUEに設定されているアプリケーションを移行する場合を除く)。 |
レポート・スクリプト | ○ | ○ | データのレポートを参照してください。 |
通貨換算 | ○ | ○ | 通貨換算アプリケーションの設計と構築を参照してください。 |
ESSCMD | ○ | ○ | ESSCMDは引き続きサポートされますが、最新機能の更新はありません。CLIとMaxLをお試しください。 |
可変属性 | ○ | EAS Liteでのみ(独立したデプロイメントの場合) | - |
ハイブリッド分析 | ○ | × | Essbase 21cでは適用されません。接続とデータソースを使用して外部のデータ・ソースに接続し、機能が向上した「ルール」エディタを使用してインポートをプレビューしてキューブに成形し、「ドリル・スルー・レポート」を使用してインポートしないデータにアクセスします。 |
増分再構築 | ○ | × | Essbase 21cでは再構築に時間がかかりません。必要に応じて、シャドウ・アプリケーションで作業してダウン・タイムを制限できます。 |
動的計算および保管 | ○ | × | 動的計算および保管のメンバーは動的計算として扱われます。 |
直接I/O、キャッシュ・メモリーのロック | ○ | × | 該当なし |
ディスク・ボリューム | ○ | ○ | DISKVOLUMES構成プロパティではなく、オペレーティング・システムの標準のマウントを使用してディスク・ボリュームをセットアップします。 |
無効なブロック・ヘッダーの修復 | ○ | × | 該当なし |
データ圧縮タイプ: Zlib、None | ○ | × | 該当なし |