Fusion Middlewareのインストール
Essbaseには、中間層プラットフォームとしてFusion Middlewareが必要です。Fusion Middlewareまたは最新パッチのインストールがまだの場合は、Essbaseをインストールする前に、Oracleホーム・ディレクトリにインストールしておきます。
前提条件
- Linuxデプロイメントの場合: Fusion MiddlewareのLinuxオペレーティング・システム要件
- Windowsデプロイメントの場合: Fusion MiddlewareのWindowsオペレーティング・システム要件
- CコンパイラのGCC- (データベース・クライアントのGNUコンパイラ・コレクション)がインストールされている必要があります。
- JDKの要件
- 一般的なメモリーとディスク・スペースの要件およびOracle Fusion Middlewareインフラストラクチャのディスク・スペースの要件
- ネットワークの要件
- データベースの要件
- 追加の参照資料については、Oracle Fusion Middlewareインフラストラクチャのインストールと構成を参照してください。
- まだダウンロードしていない場合は、Oracle Fusion Middleware 12c Infrastructure 12.2.1.4.0をダウンロードします。
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Fusion Middlewareのインストールjarファイルを実行します。
$ java -jar fmw_12.2.1.4.0_infrastructure.jar
インストーラ・ソフトウェアが抽出されます。抽出されない場合は、Oracle Java 8を使用していることを確認します。
指定が必要な場合:- インベントリ・ディレクトリには、Oracleインストールの中央インベントリ・ディレクトリを指定します。たとえば、
/scratch/user/oracle_home/user_projects/oraInventory
などです。 - オペレーティング・システム・グループには、ご使用のグループを選択し、「OK」をクリックします。デフォルト値はdbaです。
- インベントリ・ディレクトリには、Oracleインストールの中央インベントリ・ディレクトリを指定します。たとえば、
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「ようこそ」ページで、「次へ」をクリックします。
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自動更新のスキップ、パッチの選択または最新のソフトウェア更新についてのMy Oracle Supportの検索を選択して、「次」をクリックします。
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インストールの場所には、Oracleホーム・ディレクトリを指定します。たとえば、
/scratch/user/oracle_home
などです。このOracleホーム・ディレクトリは空である必要があります。「次」をクリックします。 -
インストール・タイプには、Fusion Middleware Infrastructureのオプションを選択して、「次」をクリックします。
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インストーラによって、Javaのバージョンとオペレーティング・システムがチェックされます。前提条件のチェック項目を確認し、「次へ」をクリックします。
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インストールの概要を確認します。Fusion Middlewareインストール・ログのログ・ファイルの場所をメモします(必要な場合)。または、今後のサイレント・モード・インストーラで使用するために、「レスポンス・ファイルの保存」をクリックすることもできます。
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「インストール」をクリックします。
インストールの完了後、「終了」をクリックしてインストーラを終了します。