Fusion Middlewareのインストール

Essbaseには、中間層プラットフォームとしてFusion Middlewareが必要です。Fusion Middlewareまたは最新パッチのインストールがまだの場合は、Essbaseをインストールする前に、Oracleホーム・ディレクトリにインストールしておきます。

前提条件

Fusion Middlewareのインストール手順
  1. まだダウンロードしていない場合は、Oracle Fusion Middleware 12c Infrastructure 12.2.1.4.0をダウンロードします。
  2. Fusion Middlewareのインストールjarファイルを実行します。

    $ java -jar fmw_12.2.1.4.0_infrastructure.jar

    インストーラ・ソフトウェアが抽出されます。抽出されない場合は、Oracle Java 8を使用していることを確認します。

    指定が必要な場合:
    • インベントリ・ディレクトリには、Oracleインストールの中央インベントリ・ディレクトリを指定します。たとえば、/scratch/user/oracle_home/user_projects/oraInventoryなどです。
    • オペレーティング・システム・グループには、ご使用のグループを選択し、「OK」をクリックします。デフォルト値はdbaです。
  3. 「ようこそ」ページで、「次へ」をクリックします。

  4. 自動更新のスキップ、パッチの選択または最新のソフトウェア更新についてのMy Oracle Supportの検索を選択して、「次」をクリックします。

  5. インストールの場所には、Oracleホーム・ディレクトリを指定します。たとえば、/scratch/user/oracle_homeなどです。このOracleホーム・ディレクトリは空である必要があります。「次」をクリックします。

  6. インストール・タイプには、Fusion Middleware Infrastructureのオプションを選択して、「次」をクリックします。

  7. インストーラによって、Javaのバージョンとオペレーティング・システムがチェックされます。前提条件のチェック項目を確認し、「次へ」をクリックします。

  8. インストールの概要を確認します。Fusion Middlewareインストール・ログのログ・ファイルの場所をメモします(必要な場合)。または、今後のサイレント・モード・インストーラで使用するために、「レスポンス・ファイルの保存」をクリックすることもできます。

  9. 「インストール」をクリックします。

    インストールの完了後、「終了」をクリックしてインストーラを終了します。