ロールのマッピングについて
Oracle Essbaseでは、ユーザー・ロールをマッピングすることを選択できます。ここでは、それらの比較を示します。
ユーザーとグループのロールを移行する場合の一般的なユース・ケースは、EPM 11gを使用するEssbase 11g On-Premiseから、EPM Shared Servicesを使用するEssbaseに移行する場合です。この場合はロールのマッピングは不要です。
ロールのマッピングが該当するのは、EPM 11gを使用するEssbase 11g On-Premiseから、WebLogic組込みLDAPを使用するターゲットのEssbase 21gセキュリティに移行する場合です。
表8-4 移行時のロールのマッピング
| レベル | ソース: 11gのEPM Shared Servicesセキュリティ | ターゲット: 21cのWebLogic組込みLDAP | 
|---|---|---|
| サーバー | サーバー・アクセス | ユーザー | 
| サーバー | プロビジョニング・マネージャ | - | 
| サーバー | アプリケーションの作成/削除 | パワー・ユーザー | 
| サーバー | 管理者 | サービス管理者 | 
| アプリケーション | プロビジョニング・マネージャ | - | 
| アプリケーション | アプリケーション・マネージャ | アプリケーション・マネージャ | 
| アプリケーション | データベース・マネージャ | データベース・マネージャ | 
| アプリケーション | 計算 | データベース更新 | 
| アプリケーション | 書込み | データベース更新 | 
| アプリケーション | 読取り | データベース・アクセス | 
| アプリケーション | フィルタ | データベース・アクセス | 
| アプリケーション | アプリケーションの開始/停止 | - | 
| HSS | LCM管理者 | - |