WebLogicセキュリティのユーザーとロール
WebLogicベースのセキュリティを選択した場合のEssbaseユーザー・ロールは、ユーザー、パワー・ユーザー、サービス管理者の3つです。個別に付与されるアプリケーション権限は、アプリケーション・マネージャ、データベース・マネージャ、データベース更新およびデータベース・アクセスです。
次に示すのは、WebLogicセキュリティを使用してユーザーにアクセス権を割り当てる場合の一般的なユース・ケースです:
- ユーザーは、自身に関連アプリケーションへのアクセス権が割り当てられたキューブ(データベース)を表示し、アクセスできます。
- パワー・ユーザーは、エンタープライズレベルのキューブを作成でき、自身がアプリケーション・マネージャ・ロールを持つアプリケーションへのアクセス権を他のユーザーに付与できます。
- サービス管理者は、すべてのレベルでユーザーを割り当てることができ、アプリケーション、キューブおよびユーザーのあらゆる側面を管理できます。サービス管理者は、キューブ内のデータを更新する必要があるユーザーにデータベース更新ロールを割り当てることができます。
Essbaseユーザーにアクセスを提供するには、次の手順が必要です:
- Essbaseのユーザー・ロールの割当て
- Essbaseのアプリケーションレベルの権限の割当て
管理者は、Essbase WebインタフェースまたはREST APIを使用して、適切なユーザー/グループ・ロールとアプリケーション権限を割り当てます。ユーザーのアクセス権限については、Oracle Essbaseの使用ドキュメントのEssbaseでのアクセス権限の理解を参照してください。