リリース21.1.0.0.1 - 2021年2月

ここでは、このOCI Marketplaceデプロイメント・バージョンの新機能、拡張機能、問題、パッチ、その他の変更およびバージョン情報の概要を示します。

新機能および拡張機能

  • Vaultインタフェースで入力されたOracle Cloud Infrastructureのシークレットが、キーの暗号化の値のかわりに使用されるようになりました。
  • Essbaseコンピュートのフレキシブル・シェイプのサポートにより、VMの起動またはサイズ変更時にOCPUの数をカスタマイズできます。
  • REST APIを使用したシャドウ・キューブは、21cの新機能です。シャドウ・アプリケーションを使用すると、シャドウ・アプリケーションでキューブの変更とアウトラインの再構築を実行しながら、プライマリ・アプリケーションで問合せなどの読取り専用操作を実行できます。Oracle Essbase REST APIのドキュメントの、シャドウ・アプリケーションの作成シャドウ・アプリケーションの削除およびシャドウ・アプリケーションのプロモートを参照してください。
  • アウトラインの拡張機能:
    • アウトラインの検証を使用すると、アウトラインの問題をすばやく特定し、問題のあるメンバーに簡単にナビゲートできます。
    • 列のサイズ変更機能を使用すると、プロパティ列のサイズを変更できます。
    • 「表内で選択した列を表示します」を使用すると、別名や連結などの追加のプロパティを使用して、よりEASのルック・アンド・フィールが得られます。アウトラインに表示するメンバー・プロパティの選択を参照してください。
  • Webインタフェースの拡張機能:
    • 設計中の計算スクリプトおよびレポート・スクリプトの実行 - 計算スクリプトの設計または作成中に、計算スクリプトを実行できるようになりました。計算スクリプトを実行するためにジョブタブに移動する必要がなくなりました。計算の実行を参照してください。
    • 単一のデータ・ロード・ジョブでの複数のデータ・ファイルのロードにより、単一のジョブで、カタログから複数のファイルを選択してロードできます。データのロードを参照してください。
    • パーティション定義中のアウトライン・メンバー・セレクタの使用により、パーティションを定義しているときに、アウトラインをナビゲートできるようになりました。
  • キューブ・デザイナの拡張機能:
    • ブロック・ストレージ最適化ユーティリティにより、キューブ・デザイナの使用中にブロック・ストレージ・キューブを最適化でき、Essbaseアプリケーションの全体的なパフォーマンスが向上します。キューブ・デザイナを使用したキューブの最適化を参照してください。

イメージの詳細

ソフトウェアのバージョン:

適用済パッチ: 次に記載されているものと、ドキュメントに記載されているもの。

  • 28186730: FMW/WLS 12.2.1.3.0および12.2.1.4.0のOPatch 13.9.4.2.5
  • 32253037: WebLogicパッチ・セット更新12.2.1.4.201209
  • 31544353: WebLogic Server 12.2.1.4.0のADR (2020年7月版のCPU)
  • 32124456: Coherence 12.2.1.4.7累積パッチ
  • 31676526: ADBのRCUパッチ
  • 30540494: ADBのRCUパッチ
  • 30754186: ADBのRCUパッチ
  • 31666198: OPSSバンドル・パッチ12.2.1.4.200724
  • 32264996: ADFバンドル・パッチ12.2.1.4.201211
  • 32341909: Essbaseリリース・セット更新21.1.1.0.0

パッチ

パッチ適用およびロール・バックの手順を参照してください。

バグ修正および既知の問題

Oracle Essbaseの修正された不具合とその他の既知の問題を確認するには、https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=2735146.1を参照してください。