リリース21.5.0.0.1 - 2023年6月 - Marketplaceデプロイメント
ここでは、このOCI Marketplaceデプロイメント・リリースでの新機能、拡張機能、問題、パッチ、その他の変更点およびバージョン情報について概要を示します。
新機能、拡張機能および問題
以前の新機能と拡張機能については、以前のリリース・ノートのトピックを参照してください。現在の機能の詳細は、Oracle Essbase 21cのドキュメントを参照してください。特定のデプロイメント・オプションについて、このリリースに固有の詳細情報を次に示します。
Marketplaceデプロイメントのみ
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フェデレーテッド・パーティションの拡張
次の機能は、フェデレーテッド・パーティションを介したEssbaseと自律データベースの統合に追加されました。詳細は、フェデレーテッド・パーティションを使用した自律データベースとのEssbaseの統合を参照してください。
- 計算スクリプトの実行のサポート(制限あり)
- Oracle Essbaseプロセスを使用して自律データベース内のファクト表にデータをロードする機能
- Smart Viewを使用したライトバックの実行(自律データベースのファクト表の更新)
ノート:
以前に作成された透過パーティションおよびレプリケート・パーティションは、アップグレード・スタックの実行後に機能しない場合があります。アップグレード・スタックの後に接続、ソースおよびパーティションを再作成する必要があります。すべてのデプロイメント
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監査証跡サポートの拡張
Essbaseユーザーが、プラットフォームで定義されている接続について監査情報を外部データベースにストリーミングできるようになりました。詳細は、セキュリティ、アーティファクトの変更およびLCMイベントの監査を参照してください。
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アウトラインの拡張
Essbase単一のブラウザ・ウィンドウで複数のアウトラインを並べて比較できるようになりました。あるアウトラインから別のアウトラインにメンバーおよび階層をコピーすることもできます。これは、同じEssbaseインスタンス上でも別のインスタンス上でもかまいません。詳細は、アウトラインの比較およびアウトライン内およびアウトライン間でのメンバーのコピーと貼付けを参照してください。
- パフォーマンス・アナライザの拡張: 保持するファイルの数を指定できるようになりました。詳細は、パフォーマンス・アナライザについてを参照してください。
バージョンの詳細
- ソフトウェアのバージョン:
- Oracle-Linux-7.9-2023.05.24-0
- Oracle Fusion Middleware 12.2.1.4.0 GA
- Oracle Essbase 21.1.0.0.0 GA
- Oracle JDK 8 update 291 Server JRE
- 適用済パッチ - 次に記載されているものと、ドキュメントに記載されているもの。
ノート:
Essbaseリリース更新パッチには、Essbaseバイナリのみが含まれます。また、その他のパッチ(Fusion Middlewareなど)は手動でダウンロードして適用できます。これらのパッチは最新のリストに含まれています。- 35233446 - Oracle WebLogic Serverスタック・パッチ・バンドル12.2.1.4.230329
- 35233518 - WLSスタック・パッチ・バンドル12.2.1.4.230329 (パッチ35233446) (個別パッチ35233450)
- 33639718: WebLogic Server 12.2.1.4.0のADR (2022年7月版のCPU)
- 35226999 - WLSパッチ・セット更新12.2.1.4.230328
- 35098700 - WebLogicサンプルSPU 12.2.1.4.230418
- 35122398 - Coherence 12.2.1.4累積パッチ17 (12.2.1.4.17)
- 33093748: FMWプラットフォーム12.2.1.4.0 SPU (2021年4月版のCPU)
- 35162846 FMWサードパーティ・バンドル・パッチ12.2.1.4.230309
- 28186730: EM 13.4およびFMW/WLS 12.2.1.3.0、12.2.1.4.0、14.1.1.0.0のOPATCH 13.9.4.2.11
- 32944803 - JDBC 19.3.0.0 (2022年1月版のCPU) (WLS 12.2.1.4、WLS 14.1.1)
- 35035861 - FMW 12.2.1.4.0のRDAリリース23.2-20230418
- 31676526: ADBのRCUパッチ
- 30540494: ADBのRCUパッチ
- 30754186: ADBのRCUパッチ
- 35148842 - ADFバンドル・パッチ12.2.1.4.230306
- 33950717: OPSSバンドル・パッチ12.2.1.4.220311
- 33735326: バグ33735326の修正、log4j (2.17.1)パッチ
- 34685293 - Essbaseリリース更新
- 35233446 - Oracle WebLogic Serverスタック・パッチ・バンドル12.2.1.4.230329
パッチ適用
パッチ適用の手順については、 パッチ適用およびロール・バックを参照してください。
バグ修正および既知の問題
- バックアップ・スクリプトは、Autonomous Transaction Processingデータベースでのみ機能します
- 手動バックアップに失敗しました
- ルール・エディタを開くのに失敗または遅延しました
- 復元されたインスタンスのバックアップに失敗しました
- オブジェクト・ストレージを使用して構成されているときにスタック破棄ジョブが失敗しました
- スタック・イメージの更新後にEssbaseにアクセスできません
- スタック・イメージの更新後にOLAP Serverに接続できません
- ソース・インスタンスでバックアップ/復元を実行したときにイメージ更新エラーが発生しました
- ソース・スタックまたはイメージの破棄後にイメージ更新スタック破棄ジョブが失敗しました
- 構成されているシステム制限をEssbaseサービスが使用していません
- アップグレードされた19cインスタンスの一部でバックアップ・スクリプトが失敗する
- ATP-Dデータベースの使用時にアプリケーションの作成およびデプロイメントに失敗する
- 21.5を21.4または21.4.3に適用するとパッチ適用に失敗する
- チェック・ボックスの選択を解除しても「プライベートIP」フィールドが引き続き表示される
Oracle Essbaseにおける修正された不具合とその他の既知の問題については、https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=2814450.1を参照してください。
非推奨に関するノート