リリース21.5.2.0.1 - 2023年9月 - OCI Marketplaceでのスタック・デプロイメント
ここでは、このOCI Marketplaceリリースでのこのスタック・デプロイメントの新機能、拡張機能、問題、パッチ、その他の変更点およびバージョン情報について概要を示します。
新機能、拡張機能および問題
以前の新機能と拡張機能については、以前のリリース・ノートのトピックを参照してください。現在の機能の詳細は、Oracle Essbase 21cのドキュメントを参照してください。特定のデプロイメント・オプションについて、このリリースに固有の詳細情報を次に示します。
Marketplaceデプロイメントのみ
Essbase用のSmart ViewがMacおよびブラウザで使用可能になりました
- EssbaseソリューションとMicrosoft Office 365間のインタフェースを提供します
- Office 365ユーザーは、ブラウザベースのバージョンのExcel 365でSmart View機能を利用できます
- マルチプラットフォームのサポート、デプロイメントとメンテナンスのしやすさ、クライアント・フットプリントなし、エンド・ユーザーのメンテナンスなしといった追加の利点があります
- 拡張されたアップグレードのサポート: 19.3.0.0.2または19.3.0.2.3からのEssbaseアップグレードのサポートが追加されました
バージョンの詳細
このリリースで動作保証されているパッチ - 次に記載されている、サポートされているパッチを適用する事前要求です。
- ソフトウェアのバージョン:
- Oracle-Linux-7.9-2023.06.30-1
- Oracle Fusion Middleware 12.2.1.4.0 GA
- Oracle Essbase 21.1.0.0.0 GA
- Oracle JDK 8 update 291 Server JRE
- 適用済パッチ - 次に記載されているものと、ドキュメントに記載されているもの。
ノート:
Essbaseリリース更新パッチには、Essbaseバイナリのみが含まれます。また、その他のパッチ(Fusion Middlewareなど)は手動でダウンロードして適用できます。これらのパッチは最新のリストに含まれています。- 35602682 - Oracle WebLogic Serverスタック・パッチ・バンドル12.2.1.4.230714
- 35602718 WLSスタック・パッチ・バンドル12.2.1.4.230714 (パッチ35602682) (個別パッチ35602685)
- 33639718 WebLogic Server 12.2.1.4.0のADR (2022年7月版のCPU)
- 35557681 WLSパッチ・セット更新12.2.1.4.230702
- 35474754 WebLogicサンプルSPU 12.2.1.4.230718
- 35505207 Coherence 12.2.1.4累積パッチ18 (12.2.1.4.18)
- 33093748 FMWプラットフォーム12.2.1.4.0 SPU (2021年4月版のCPU)
- 35547646 FMWサードパーティ・バンドル・パッチ12.2.1.4.230628
- 28186730 EM 13.4およびFMW/WLS 12.2.1.3.0、12.2.1.4.0、14.1.1.0.0のOPatch 13.9.4.2.13
- 32720458 JDBC 19.3.0.0 (2022年1月版のCPU) (WLS 12.2.1.4、WLS 14.1.1)
- 35380810 FMW 12.2.1.4.0のRDAリリース23.3-20230718
- 35600530 リリース更新リビジョン: Oracle Essbase 21.5.2.0.0
- 31676526: ADBのRCUパッチ
- 30540494: ADBのRCUパッチ
- 30754186: ADBのRCUパッチ
- 35503128 - ADFバンドル・パッチ12.2.1.4.230615
- 33950717: OPSSバンドル・パッチ12.2.1.4.220311
- 33735326: バグ33735326の修正、log4j (2.17.1)パッチ
- 35602682 - Oracle WebLogic Serverスタック・パッチ・バンドル12.2.1.4.230714
ノート:
35602682はMOSで使用できないため、35602682の代替パッチであるパッチ35679623を適用します。パッチ適用
パッチ適用の手順については、 パッチ適用およびロール・バックを参照してください。
バグ修正および既知の問題
Marketplace経由でのこのバージョンのOracle Essbaseの新規または継続的な既知の問題は次のとおりです:
- バックアップ・スクリプトは、Autonomous Transaction Processingデータベースでのみ機能します
- 手動バックアップに失敗しました
- ルール・エディタを開くのに失敗または遅延しました
- 復元されたインスタンスのバックアップに失敗しました
- オブジェクト・ストレージを使用して構成されているときにスタック破棄ジョブが失敗しました
- スタック・イメージの更新後にEssbaseにアクセスできません
- スタック・イメージの更新後にOLAP Serverに接続できません
- ソース・インスタンスでバックアップ/復元を実行したときにイメージ更新エラーが発生しました
- ソース・スタックまたはイメージの破棄後にイメージ更新スタック破棄ジョブが失敗しました
- 構成されているシステム制限をEssbaseサービスが使用していません
- アップグレードされた19cインスタンスの一部でバックアップ・スクリプトが失敗する
- ATP-Dデータベースの使用時にアプリケーションの作成およびデプロイメントに失敗する
- 21.5を21.4または21.4.3に適用するとパッチ適用に失敗する
- チェック・ボックスの選択を解除しても「プライベートIP」フィールドが引き続き表示される
- スタックのアップグレードは、以前にスタック・アップグレードを使用して作成したEssbaseインスタンスで実行すると失敗します。回避策: なし。サポートにお問い合せください。
Oracle Essbaseにおける修正された不具合とその他の既知の問題については、https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=2814450.1を参照してください。
非推奨に関するノート
メジャー・ディメンション(DV)フラット化セレクタは、Essbase Webインタフェースでは非推奨になりました。Essbaseメタデータは、DVによって管理されます。