ロケーション別名の作成
/essbase/rest/v1/applications/{applicationName}/databases/{databaseName}/locationaliases
指定されたアプリケーションおよびデータベース(キューブ)内に新しいロケーション別名を作成します。
ロケーション別名は、別のキューブのロケーションへの名前付きポインタです。保存された接続を使用して別名を定義することも、定義内にセカンダリ・キューブの詳細を埋め込むこともできます。計算スクリプトの実行元のキューブにロケーション別名を作成する必要があります。
リクエスト
- application/json
- application/xml
- applicationName(required): string
ロケーション別名が参照するデータベース/キューブのアプリケーション名。
- databaseName(required): string
ロケーション別名が参照するデータベースの名前。
ロケーション別名定義の詳細。
object
- aliasName: string
ロケーション別名の名前。
- applicationLevelConnection: boolean
ロケーション別名が保存された接続に基づいている場合、このパラメータは、接続がアプリケーション・レベルの場合はtrue、接続がグローバルに定義されている場合はfalseである必要があります。
- applicationName: string
ロケーション別名が参照するデータベース/キューブのアプリケーション名。
- connectionName: string
ロケーション別名が保存された接続に基づいている場合、接続の名前。
- databaseName: string
ロケーション別名が参照するデータベースの名前。
- links: array links
- serverName: string
ロケーション別名が保存された接続に基づいていない場合、ロケーション別名が参照するデータベース/キューブのEssbaseサーバー・ホスト名。
- userName: string
ロケーション別名が保存された接続に基づいていない場合、serverNameへのログインを許可されているユーザーの名前。両方のキューブが同じEssbaseサーバー上にある場合はオプションです。
レスポンス
- application/json
- application/xml
204 レスポンス
OK
ロケーション別名が正常に作成されました。
400 レスポンス
不正なリクエスト
ロケーション別名の作成に失敗しました。
500 レスポンス
サーバーの内部エラーです。
例
次の例では、Essbaseデータベース(キューブ)でロケーション別名を定義する方法を示します。
この例では、cURLを使用して、Windowsシェル・スクリプトからREST APIにアクセスします。呼出し元ユーザーのIDおよびパスワードは変数であり、properties.bat
内でその変数値が設定されています。
cURLコマンドを含むスクリプト
次のスクリプトは、Sample BasicにEasternDBという名前のロケーション別名を作成します。
call properties.bat
curl -X POST https://myserver.example.com:9001/essbase/rest/v1/applications/Sample/databases/Basic/locationaliases -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" --data "@./locationaliasdef.json" -u %User%:%Password%
要求本文の例
入力ファイルlocationaliasdef.json
は、次のJSON情報で構成されます。
{
"aliasName" : "EasternDB",
"applicationLevelConnection" : "false",
"applicationName" : "Eastern",
"databaseName" : "Sales",
"serverName" : "https://myserver.example.com:9001/essbase/agent",
"userName" : ""
}
レスポンス本体の例
エラーが発生した場合は、次のようなレスポンスが返されます。
{
"errorMessage" : "Location alias EasternDB already exists",
"errorCode" : 1023069
}