アプリケーションの一般設定の取得
/essbase/rest/v1/applications/{applicationName}/settings
指定されたアプリケーションの一般設定を返します。expand
パラメータを使用するとその他の設定を取得できます。
リクエスト
- applicationName(required): string
アプリケーション名。
- expand: string
一般設定のみを表示するには(これがデフォルト)、
none
を使用します。使用可能なその他のオプションとしては、startup
、security
およびall
があります。デフォルト値:none
指定可能な値:[ "none", "startup", "security", "all" ]
レスポンス
- application/json
- application/xml
200 レスポンス
OK
一般アプリケーション設定が正常に返されました。拡張設定を取得するためのリンク、および設定を編集するためのリンクが含まれています。
object
- general: object general
起動、データ・ロックの有効期限、EAS管理対象アプリケーション、LROファイルの最大サイズに関するオプションなどの、一般的なアプリケーション設定。
- links: array links
- security: object security
アプリケーションのセキュリティ設定。
- startup: object startup
アプリケーションの起動設定。
object
起動、データ・ロックの有効期限、EAS管理対象アプリケーション、LROファイルの最大サイズに関するオプションなどの、一般的なアプリケーション設定。
- description: string
アプリケーションの説明。
- easManagedApp: boolean
trueの場合、アプリケーションはEssbase Webインタフェースではなく、Essbase Administration Services (EAS) Liteで管理されます。EAS Liteでアプリケーションに接続する前に、そのアプリケーションをEAS管理対象アプリケーションとして設定する必要があります。Essbase Webインタフェースは、現時点のすべてのプラットフォーム機能をサポートする最新の管理インタフェースですが、EAS Liteは、Essbase 21c独立デプロイメントにのみ使用可能な制限付きオプションの代替物として使用できます。
- logLevelAsString: string
ログ・レベル。INFO、WARN、ERROR、FATALまたはDEBUG。
- maxAttachmentFileSizeInKbs: integer(int64)
リンク・レポート・オブジェクト(LRO)の添付ファイルの最大ファイル・サイズ。デフォルトはありません。システム・リソースの制限を除いて、最小値または最大値はありません。
- pendingCacheSizeLimitInMbs: integer(int64)
集約ストレージ・キャッシュの増加可能な最大サイズ。集約ストレージ・キャッシュは、この制限に達するまで動的に増加します。この設定は、アプリケーションを再起動した後に有効になります。ASODEFAULTCACHESIZE構成プロパティが使用されている場合、この設定は無視されます。
- timeoutOnDataBlockLocks: integer(int64)
データ・ブロックのロックをSmart View (または他のグリッド・クライアント)ユーザーが保持できる最大の時間間隔。クライアントのデータ・ブロック・ロックがタイムアウト間隔よりも長く保持された場合、Essbaseはロックを解除し、トランザクションがロールバックされます。デフォルトの間隔は60分です。この設定は、アプリケーション内のすべてのデータベースに影響します。
object
アプリケーションのセキュリティ設定。
- allowCommands: boolean
trueの場合、十分な権限を持つすべてのユーザーが、アプリケーションのデータベース(キューブ)にリクエストを実行できます。デフォルトでは、コマンドは使用可能になっています。falseに設定した場合、管理者を含むいずれのユーザーのリクエストも許可されません。falseの設定は、発行者のセッションの間のみ有効です。false設定は即時有効になり、現在ログインしているユーザーと、発行者のセッション中に後からログインするユーザーに影響します。
- allowConnects: boolean
trueの場合、十分な権限を持つすべてのユーザーが、アプリケーションのデータベース(キューブ)に接続できます。デフォルトでは、接続は有効になっています。falseの場合、アプリケーション・マネージャより低い権限を持つユーザーは、キューブを起動することも、キューブの起動が必要な接続を実行することもできません。
- allowUpdates: boolean
trueの場合、十分な権限を持つすべてのユーザーが、アプリケーションのデータベース(キューブ)にリクエストを実行できます。デフォルトでは、更新は有効になっています。falseに設定した場合、更新は、発行者のセッションの間継続して禁止されます。
object
アプリケーションの起動設定。
- allowUsersToStartApplication: boolean
trueの場合、少なくとも読取り権限を持つすべてのユーザーがアプリケーションをロード(起動)できます。スタートアップはデフォルトで使用可能になっています。
- startApplicationWhenServerStarts: boolean
trueの場合、Essbaseサーバーの起動時に、自動的にアプリケーションが起動します。デフォルトでは、自動スタートアップは使用不可になっています。
400 レスポンス
設定の取得に失敗しました。アプリケーション名が正しくない可能性があります。
500 レスポンス
サーバーの内部エラーです。
例
次の例では、Essbaseアプリケーションの一般設定および拡張設定を取得する方法を示します。
この例では、cURLを使用して、Windowsシェル・スクリプトからREST APIにアクセスします。呼出し元ユーザーのIDおよびパスワードは変数であり、properties.bat
内でその変数値が設定されています。
cURLコマンドを含むスクリプト
call properties.bat
curl -X GET "https://myserver.example.com:9001/essbase/rest/v1/applications/Sample_Dynamic/settings?expand=all&links=none" -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -u %User%:%Password%
レスポンス本体の例
{
"general" : {
"description" : "Application description",
"logLevelAsString" : "INFO",
"timeoutOnDataBlockLocks" : 60,
"maxAttachmentFileSizeInKbs" : 0,
"pendingCacheSizeLimitInMbs" : 0,
"easManagedApp" : true
},
"startup" : {
"allowUsersToStartApplication" : true,
"startApplicationWhenServerStarts" : true
},
"security" : {
"allowCommands" : true,
"allowConnects" : true,
"allowUpdates" : true
}
}