AFTER

Essbaseレポート・ライターのAFTERコマンドは、レポートのデータ列の後に文字を表示します。

このコマンドでは、文字列に複数の文字が指定されていても、その最初の文字だけが表示されます。columnListに列が指定されていない場合、charは、レポート内にあるすべてのデータ列の後に表示されます。

構文

{ AFTER char [columnList] }

パラメータ

char

引用符で囲まれた単一バイトの文字。

columnList

スペースで区切った、オプションの1つ以上の列番号のリスト。含まれる場合、AFTERはこれらの列にのみ影響します。columnListを指定しない場合、すべてのデータ列が影響を受けます。

ノート

  • ダブルバイト文字はサポートされません。

  • 値が#MISSINGと等しい場合、#MISSINGを他の値(0など)に置き換えても、その後に挿入される文字列は出力されません。

次のレポート・スクリプトは、ギャラリで使用できるDemo Basicキューブ向けに設計されています。{AFTER "%"}コマンドでは、各データ値の後にパーセント記号が表示されます。

<PAGE (Market, Accounts, Scenario)
Chicago Sales Actual

<COLUMN (Year)
<ICHILDREN  Year

<ROW (Product)

{ AFTER "%" }
<ICHILDREN Audio
     !

この例では、次のレポートが作成されます:

                      Chicago Sales Actual 

                 Qtr1   Qtr2   Qtr3   Qtr4    Year 
              ======= ====== ====== ====== ======= 

Stereo         2,591% 2,476% 2,567% 3,035% 10,669%
Compact_Disc   3,150% 3,021% 3,032% 3,974% 13,177%
  Audio        5,741% 5,497% 5,599% 7,009% 23,846%

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