Deploy: ワークブックからのキューブの作成

Essbasedeploy CLIコマンドは、Excelのアプリケーション・ワークブックからキューブを作成します。このコマンドを実行するには、パワー・ユーザー以上のロールが必要です。

構文

deploy [-verbose] -file fileName [-application application [-database database] | -catalogfile catalogFile] [-restructureoption restructureOption] [-loaddata] [-recreateapplication] [-createfiles] [-executescript]
オプション 省略形 説明
-verbose -v より詳細な説明の表示
-file -f アプリケーション・ワークブック・ファイルの名前
-application -a オプション。アプリケーション名。指定されていない場合、アプリケーション名はワークブックから取得されます。
-database -db オプション。データベース(キューブ)名。指定されていない場合、データベース名はワークブックから取得されます。
-catalogfile -CF ファイル・カタログのアプリケーション・ワークブック。このオプションは-fileのかわりに使用できます。
-loaddata -l オプション。アプリケーション・ワークブックにデータ・ワークシートが含まれている場合にデータをロードします。それ以外の場合は、メタデータのみがキューブにインポートされます。
-restructureoption -R オプション。目的の再構築オプションを示すキーワード。

ブロック・ストレージ・キューブのオプション:

  • ALL_DATA—全データを保持

  • NO_DATA—データを保持しない

  • LEAFLEVEL_DATA—レベル0 (リーフ・レベル)データを保持

  • INPUT_DATA—入力データを保持

集約ストレージ・キューブのオプション:

  • ALL_DATA—全データを保持

  • NO_DATA—データを保持しない

-recreateapplication -ra オプション。すでに存在する場合は、アプリケーションを再作成します
-createfiles -cf オプション。Essbaseのファイル・ディレクトリにキューブ・アーティファクトを作成します。
-executescript -e オプション。計算スクリプトの実行。定義でExecute CalcがYesに設定されている計算ワークシートがアプリケーション・ワークブックに含まれている場合にのみ適用されます。

esscs deploy -v -a SampleD1 -d BasicD1 -f Sample_Basic.xlsx -l -ra -cf -e
esscs deploy -CF "/gallery/Applications/Demo Samples/Block Storage/Sample_Basic.xlsx" -a Sample1 -l -cf -e -R ALL_DATA

キューブ・デザイナを使用するか、Essbase Webインタフェースの「アプリケーション」セクションの「インポート」オプションを使用してキューブをデプロイすることもできます。