Listfiles: ファイルの表示

listfiles CLIコマンドは、Essbaseのインスタンスに存在するキューブ・アーティファクトをリストします。

キューブ・アーティファクトには、データ・ファイル、ワークブック、ルール・ファイル、計算スクリプト・ファイルまたはその他のアーティファクトが含まれている場合があります。キューブ・アーティファクトには、アプリケーションおよびキューブでアクションを実行する際に必要なファイルが含まれます。

キューブのファイルをリストするには、アプリケーションに対してデータベース・アクセス以上の権限が必要です。ユーザー・ディレクトリからファイルをリストするために特別な権限は必要ありません。

構文

listfiles [-verbose] [-type filetype] [-application appname [-db cubename] | -catalogpath catalogPath] 
オプション 省略形 説明
-verbose -v オプション。より詳細な説明の表示
-type -t オプション。表示するファイルの拡張子/タイプ、ピリオドは含みません。

サポートされているファイル・タイプは、次のとおりです。

  • .csc (計算スクリプト)
  • .rul (ルール・ファイル)
  • .txt (テキスト・ファイル)
  • .msh (MaxLスクリプト)
  • .xls.xlsx (Excelワークブック)
  • .xlsm (マクロが有効なExcelワークブック)
  • .xml (XMLファイル)
  • .zip (圧縮済zipファイル)
  • .csv (カンマ区切りファイル)
-application -a オプション。アプリケーション名。指定されていない場合、ユーザー・ホーム・ディレクトリのファイルが表示されます。
-db -d オプション。データベース(キューブ)名
-catalogpath -CP オプション。ファイル名へのカタログ・パス。-a [-d]のかわりに使用して、ファイルのカタログの場所を指定できます。

esscs listfiles -t rul -a Sample -d Basic 
esscs listfiles -CP "/shared"

キューブ・デザイナ、Essbase WebインタフェースまたはREST APIでファイルを管理することもできます。