C 一元化されたSmart View URLおよび読取り専用クラスタ

1つの一元化されたURLを使用して、Smart View接続パネルから複数のEssbaseサーバー・ノードへのアクセスを設定できます。問合せとレポートで頻繁に使用されるキューブに高可用性とロード・バランシングを提供するために、同一のEssbaseキューブのアクティブ-アクティブ(読取り専用)クラスタを作成できます。

ノート:

この機能は、独立したデプロイメントでのみ使用可能です。

デフォルトでは、Smart Viewからアクセスできるのは、単一のEssbaseサーバー・ノード(通常はEssbaseClusterという名前)のみです。複数のサーバー・ノードへの一元化URLアクセスを有効にするには、いくつかの構成ステップを実行する必要があります。

次のSmart Viewイメージで、


一元化されたSmart View URLで複数のEssbaseサーバー・ノードにアクセスできます。このプライベート接続のURLは、https://iad150.example.com:9001/essbase/smartviewです。ノードは、別名PHX250およびLocalMachineで表されます。読取り専用クラスタは、ROclusterとして表されます(その下にはアプリケーションSampleがあり、展開するとデータベースBasicが表示されます)。

  • このプライベート接続の一元化されたSmart View URLは、https://iad150.example.com:9001/essbase/smartviewです。

  • PHX250およびLocalMachineという別名を持つ2つのEssbaseサーバーが、一元化されたSmart View URLでアクセスできるように管理者が構成した個別のインスタンスで実行されています。

  • Sample-Readonlyという名前のノードは、アクティブ-アクティブ(読取り専用)クラスタです。一元化されたSmart View URLアクセスには読取り専用クラスタは必要ありませんが、ライトバックなしで高可用性を提供するキューブを設定する場合に使用できるオプションです。

Smart Viewから複数のEssbaseインスタンスへの単一のURLアクセスを有効にするには、デプロイメント・タイプに応じてワークフローを選択します。

ワークフローは相互に排他的です。EssbaseEPM Shared Servicesで構成されている場合、EPMに登録されているEssbaseインスタンスのみが一元化されたSmart View URLに表示されます。