- Oracle Essbaseの使用
- 表形式データからのキューブの設計と管理
- 表形式データからのキューブの作成および更新
表形式データからのキューブの作成および更新
このワークフローでは、固有の列ヘッダーを使用するSample_Table.xlsx
というサンプルの表形式データのExcelファイルを使用します。キューブへの表形式データの変換を参照してください。
- Essbase Webインタフェースで、「ファイル」をクリックします。
- 「ファイル」ページで、「ギャラリ」、「テクニカル」、「表形式」の順に開きます。
Sample_Table.xlsx
の横にある「アクション」メニューから、「ダウンロード」をクリックします。- ファイルをローカル・ドライブに保存します。
- キューブを作成するには、アプリケーション・ページで、「インポート」をクリックします。
- 「インポート」ダイアログ・ボックスで、「ファイル・ブラウザ」をクリックし、
Sample_Table.xlsx
を参照します。 Sample_Table.xlsx
を開きます。アプリケーション名とキューブ名は事前に移入されます。アプリケーション名は拡張子を除いたソース・ファイル名に基づいており(この例では、Sample_Table)、キューブ名はワークシート名に基づいています(この例では、Sales)。-
(オプション)このダイアログ・ボックスで、アプリケーション名およびキューブ名を変更できます。
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(必須)既存のアプリケーションがインポート対象のアプリケーションと同じ名前である場合は、必ずキューブ名を一意にする必要があります。たとえば、Sample_Tableという名前のアプリケーションにSalesという名前のキューブがすでに存在する場合は、キューブの名前を変更するように求められます。
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- (オプション)キューブ・タイプおよび作成するディメンションのタイプを変更します。Redwoodインタフェースでは、次のことができます:
- キューブ・タイプを変更します。デフォルトでは、キューブは「ハイブリッド・モード」オプションを持つ「ブロック・ストレージ」に設定されます。ブロック・ストレージ・タイプを維持してハイブリッド・ブロック・ストレージ・オプションを削除するか、「集約ストレージ」を選択できます。
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「サンドボックスを使用可能にする」を選択します(該当する場合)。
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「変換の表示」をクリックし、「インポート」ダイアログ・ボックスの「変換」ペインで、名前を変更するディメンションの名前を入力します。
クラシックWebインタフェースで「詳細オプション」をクリックすると、次の操作を実行できます:-
キューブ・タイプを変更します。デフォルトでは、キューブは「ハイブリッドBSO」オプションを持つ「BSO」(ブロック・ストレージ)に設定されます。ブロック・ストレージ・タイプを維持してハイブリッド・ブロック・ストレージ・オプションを除去するか、「ASO」(集約ストレージ)を選択できます。
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「サンドボックスを使用可能にする」を選択します(該当する場合)。
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「変換の表示」をクリックし、「インポート」ダイアログ・ボックスの「変換」ペインで、名前を変更するディメンションの名前を入力します。
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ディメンション・タイプを変更します。
- 「OK」をクリックします。アプリケーションおよびキューブが、アプリケーション・ページにリストされます。
- (オプション)キューブ・アウトラインを表示します:Redwoodインタフェースでアプリケーションを開いてキューブを開き、「アウトラインの起動」をクリックします。クラシックWebインタフェースで、アプリケーションを展開します。キューブ名の右にある「アクション」メニューから、アウトライン・エディタを起動します。
- 「インポート」ダイアログ・ボックスで、「ファイル・ブラウザ」をクリックし、
- 新しいメンバーまたはExcelファイルからの追加データ(増分ロードとして)を使用して、キューブを更新するには、アプリケーション・ページで、「インポート」をクリックします。
表形式データには強制指定ヘッダーが必要で、Excelのプロパティには2つのカスタム・プロパティ(データベース名とアプリケーション名)の選択が必要です。そうしない場合は、アプリケーション名としてExcel名が、キューブ名としてシート名が使用されます。
- 増分ロードを実行するには、増分データがあるファイルを選択して、アプリケーション内のキューブにロードします。これは、「インポート」ダイアログで指定されています。「インポート」ダイアログ・ボックスで、「ファイル・ブラウザ」をクリックして、追加するファイルを選択し、「開く」をクリックします。キューブがすでにアプリケーション内にあることを伝えるメッセージが表示されます。
- クラシックWebインタフェースで「詳細オプション」をクリックします。
- 「構築オプション」に対して、キューブの更新オプションを選択するか、デフォルトの保持「キューブの更新 — すべてのデータの保持」を選択します。「OK」をクリックします。キューブおよび対応する表形式データが更新されます。