4.5 アクセスしやすいボタンの開発

ユニバーサル・テーマのボタンでは、アクセシビリティをサポートしながらも、優れた表示の柔軟性が提供されます。

ラベル

ボタン・アクセシビリティにはラベルが不可欠です。スクリーン・リーダーなどのアシスティブ・テクノロジがボタン・ラベルを知らせると、音声認識ソフトウェアのあるユーザーはラベル名を言うとボタンをアクティブ化できます。ボタン・ラベルが明確で、一意で意味のあるものになるようにします。

ボタン・テンプレート

ボタンは次のテンプレートに基づくことができます。
  • アイコン

  • テキスト

  • アイコンのあるテキスト

これらはすべてアクセスしやすくなっています。アイコンベース・ボタンのラベルは非表示にされますが、スクリーン・リーダーのマークアップ内には存在しています。

テンプレート・オプション



「テンプレート・オプション」ダイアログで「タイプ」オプションは、アクセシビリティに影響が及ぶ可能性のある方法でボタンのデザインを変更するため注意してください。たとえば、「危険」タイプはボタンの背景を赤色にし、前景テキストを白色にします。色のみで情報を伝えるのはアクセシビリティの問題であるため、「タイプ」テンプレート・オプションはこの潜在的な可能性を念頭に置いたうえでのみ使用してください。たとえば、「危険」タイプは、(感嘆符のみの場合と対照的に)ボタン・テキストがボタンの目的を明確に示す場合にはアクセスしやすくなります。

ヒント:

すべての「ボタン・ラベル」を使用して、アプリケーション内のすべてのアイテムを確認および更新できます。すべてのラベル、特に同じページにある同じラベルの付いたアイテムに対して、正確性および意味を確認する必要があります。

関連項目:

Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド「ページ固有のユーティリティのアクセス」