29.7 PUSH_QUEUEプロシージャ

Oracle Application Expressでは、未送信の電子メール・メッセージはAPEX_MAIL_QUEUEディクショナリ・ビューに格納されます。APEX_MAIL.PUSH_QUEUEプロシージャを呼び出して、このキューに格納されているメール・メッセージをSMTPゲートウェイに手動で送信できます。

Application Expressは、正常に送信されたメッセージを、サーバーのローカル時間でのタイムスタンプとともにAPEX_MAIL_LOGディクショナリ・ビューに記録します。

構文

APEX_MAIL.PUSH_QUEUE(
    p_smtp_hostname             IN    VARCHAR2 DEFAULT NULL,
    p_smtp_portno               IN    NUMBER   DEFAULT NULL);

パラメータ

表29-4 PUSH_QUEUEのパラメータ

パラメータ 説明

p_smtp_hostname

SMTPゲートウェイのホスト名

p_smtp_portno

SMTPゲートウェイのポート番号

これらのパラメータの値は下位互換性を確保するために提供されていますが、各パラメータの値は無視されます。SMTPゲートウェイのホスト名およびSMTPゲートウェイのポート番号は、管理サービスの「インスタンスの設定」ページに入力された値から排他的に導出されるか、APEX_INSTANCE_ADMIN APIを使用して設定されます。

次の例に、シェル・スクリプトを使用してAPEX_MAIL.PUSH_QUEUEプロシージャを使用する方法を示します。この例はUNIX/LINUXインストールにのみ適用します。

SQLPLUS / <<EOF
APEX_MAIL.PUSH_QUEUE;
DISCONNECT
EXIT
EOF

参照: