10.2 SET_ALLOWED_URLSプロシージャ

このプロシージャは、この資格証明に使用できるURLのリストを設定します。

構文

PROCEDURE SET_ALLOWED_URLS(
    p_credential_static_id  IN VARCHAR2,
    p_allowed_urls          IN WWV_FLOW_T_VARCHAR2,
    p_client_secret         IN VARCHAR2 );

パラメータ

パラメータ 説明
p_credential_static_id 資格証明の静的ID。
p_allowed_urls これらの資格証明がアクセスできるURLのリスト(APEX_T_VARCHAR2として)。
p_client_secret クライアント・シークレット。許可されたURLが変更された場合、これを再度指定する必要があります。

使用上のノート

これらの資格証明のHTTPリクエスト・ターゲットURLがこれらのURLのいずれかと一致する場合、資格証明の使用が許可されます。そうでない場合、エラーが発生します。

URLはstarts-with基準で照合されます。たとえば、p_allowed_urlsapex_t_varchar2('https://www.oracle.com','https://apex.oracle.com/ords/'), として渡された場合、資格証明は次のHTTPリクエストに使用できます。

  • https://www.oracle.com/
  • https://www.oracle.com/myrest/service
  • https://apex.oracle.com/ords/secret/workspace

ただし、資格証明は次のリクエストには使用できません。

  • https://web.oracle.com
  • https://apex.oracle.com/apex/workspace
  • http://www.oracle.com/

許可されたURLが変更された場合は、クライアント・シークレットを再度指定する必要があります。クライアント・シークレットがNULLとして指定されている場合は、クリアされます。

この例では、資格証明OAuth Loginに許可されたURLを設定します。

begin
    apex_credential.set_allowed_urls (
        p_credential_static_id     'OAuth Login',
        p_allowed_urls             apex_t_varchar2( 
                                       'https://tokenserver.mycompany.com/oauth2/token', 
                                       'https://www.oracle.com' ),
        p_client_secret            '1278672tjksaGSDA789312..' );
end;