24.5.7 ビルド・オプションまたはビルド・オプション・ステータスのエクスポート

別の環境内でビルド・オプションをオンまたはオフに切り替えるために、ビルド・オプション・ステータスをエクスポートします。

コンポーネントのエクスポート・ページで、ビルド・オプションまたはビルド・オプション・ステータスをエクスポートできます。たとえば、この機能を使用して、EXCLUDEのステータスを持つビルド・オプションと隠し機能のあるコンポーネントを関連付けることによって、隠し機能を備えた本番アプリケーションをデプロイできます。デプロイ後、ビルド・オプションのステータスをINCLUDEに変更して、ビルド・オプション・ステータスをエクスポートすると隠し機能を有効化できます。

ビルド・オプション・ステータスを本番インスタンスに適用すると、新しい機能が表示されます。

ビルド・オプションまたはビルド・オプション・ステータスをエクスポートするには:

  1. コンポーネントのエクスポート・ページにナビゲートします。
    1. ワークスペースのホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。
    2. アプリケーションを選択します。
    3. 「共有コンポーネント」をクリックします。
    4. 「タスク」リストから「アプリケーション・コンポーネントのエクスポート」をクリックします。

    ビルド・オプションのステータスタブが選択された状態でコンポーネントのエクスポート・ページが表示されます。

  2. ビルド・オプションのステータスで次のようにします。
    1. - 表示するアイテム数を選択して、「実行」.をクリックします。
    2. 含めるビルド・オプションを選択して、「エクスポートに追加」をクリックします。

    選択したビルド・オプションは、「エクスポートするコンポーネント」の下に表示されます。

  3. 「次」をクリックします。
  4. 「コンポーネントのエクスポート」で、次のようにします。
    1. Zipとしてエクスポート: 次のオプションがあります。
      • オン - 各コンポーネントの個別のファイルを含むZipアーカイブとしてアプリケーションをエクスポートする場合は「オン」を選択します。

      • オフ - 選択したすべてのコンポーネントを含む単一のSQLファイルとしてエクスポートする場合は、「オフ」を選択します。

      ヒント:

      Zipアーカイブについてさらに学習するには、エクスポート・ファイルの個別スクリプトへの分割を参照してください。

    2. 現在から: 何分前まで遡ってエクスポートするかを指定します。このオプションを使用すると、削除されたオブジェクトを元に戻すなどのために、アプリケーションの前の時点に戻ることができます。

      このユーティリティは、DBMS_FLASHBACKパッケージを使用します。システム変更番号(SCN)マッピングへのタイムスタンプが約5分ごとにリフレッシュされるため、検索しているバージョンの検出にはそれと同じ時間がかかる場合があります。元に戻す情報が保持される時間は、起動パラメータUNDO_RETENTION(デフォルトは3時間)に影響されます。ただし、このパラメータはUNDO表領域のサイズにのみ影響します。2つのデータベースに同じUNDO_RETENTIONパラメータが含まれている場合でも、トランザクション数が少ないデータベースでは、UNDO表領域が一杯ではなく、以前のデータが強制的にアーカイブされるため、より前の時点に戻ることができます。

    3. ファイルの文字セット: エクスポート・ファイルのエンコードに使用される文字セットを示します。このファイルをインポートするときには、同じ文字セットを指定する必要があります。
    4. 「コンポーネントのエクスポート」をクリックします。

    ヒント:

    翻訳されたアプリケーションでは、「翻訳のエクスポート」フィールドが表示されます。プライマリ言語アプリケーションおよびすべての翻訳済アプリケーションの選択した共有コンポーネントをエクスポートするには、「翻訳のエクスポート」フィールドから、「はい」を選択します。テキスト文字列とマークアップを最新の状態にするには、翻訳済コンポーネントをエクスポートする前に翻訳済アプリケーションを同期化する必要があることに注意してください。