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選択ステップの作成

選択ステップをグループや計算項目とともに使用することで、分析に表示される結果の制限、操作、または結果への追加を行うことができます。フィルターはクエリーの集計前に適用されるため、クエリーと結果の尺度値に影響しますが、選択ステップはクエリーの集計後に適用され、表示されるカラム値にのみ影響し、結果の集計値には影響しません。

カラムを分析に追加すると、特定の値を明示的に追加しないかぎり、すべてのカラム値で始まる選択ステップが自動的に作成されます。[結果]タブでカラムを分析に追加したときにも、選択ステップが自動的に作成されます。

[結果]タブの[選択ステップ]ペインで、分析について選択ステップを作成することもできます。選択ステップについてグループや計算項目を定義すると、選択した任意のカラム値をグループ化したり、それらのカスタム集計を定義したりできます。

注: 選択ステップはディメンションカラムについてのみ作成できます。尺度カラムについて選択ステップを作成することはできません。

分析について特定の右クリック相互作用を有効にすると、分析を実行するユーザーが、カラム値を保持、追加または削除したり、カスタムの計算項目やグループを追加したりすることにより、独自の選択ステップを定義して実行時に分析に適用することもできます。右クリック相互作用を有効にする方法の詳細は、「ユーザーの右クリック相互作用の指定」を参照してください。

次の手順では、分析エディターの[結果]タブで選択ステップを作成する方法について説明します。

選択ステップを作成するには

  1. 分析エディターの[結果]タブで、[選択ステップ]ペインが表示されていない場合は、ツールバーの[選択ステップ]ペインの表示アイコンをクリックします。
  2. [選択ステップ]ペインが折りたたまれている場合は、展開します。
  3. カラムのステップで、[次に、新規ステップ]リンクをクリックします。
  4. メニューから、作成するステップのタイプに対応するオプションを選択し、開いたダイアログボックスで詳細を指定します。

    ヒント: 適切なグループや計算項目がすでに作成され、カタログ内のアクセス権があるフォルダに保存されている場合は、ステップに対してそのグループや計算項目を選択できます。

  5. 終了したら、[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
  6. 分析に選択ステップを表示するには、選択ステップビューを複合レイアウトに追加します。

    ビューの追加方法については、「ビューの追加および削除」を参照してください。

  7. 分析を保存します。

公開日 2021 年 8 月 Copyright © 2005, 2021, Oracle and/or its affiliates. Legal Notices.