![]() |
|
詳細カスタムオブジェクトのリアルタイムレポートサブジェクトエリア対象製品このサブジェクトエリアは、すべてのエディションのOracle CRM On Demandで使用できます。 ビジネス上の目的このサブジェクトエリアでは、詳細カスタムオブジェクトを分析する機能を使用できます。 詳細カスタムオブジェクトエリアは、カスタムオブジェクト4から40と事前に作成されたオブジェクト(カスタムオブジェクト1、2および3など)との1対多および多対1関係のレポートを生成できる特殊サブジェクトエリアです。詳細カスタムオブジェクトエリアでは、すべてのオブジェクトのレポートを1つサブジェクトエリアに結合するため、レポートを規定する基準を追加して、レポートに含まれるオブジェクト間の関係パスの選択に役立てる必要があります。複数のディメンションがレポートにある場合、Oracle CRM On Demandの分析では、常に基準をディメンションに関連付ける必要があります。レポートに基準が含まれていない場合は、Oracle CRM On Demandの分析で1つの基準が無作為に選択されます。このサブジェクトエリアのカスタムオブジェクト4から40はOracle CRM On Demandで直接サポートされていないため、多対多関係のレポートを生成することはできません。 カスタムオブジェクト1、2および3と分析の取引先、担当者、サービスリクエスト、商談には多対多関係を実装します。したがって、1対多関係のレポートはカスタムオブジェクト1、2および3とこれらのオブジェクトとの関係についてのみ生成できます。カスタムオブジェクト1、2および3と活動、資産、見込み客、製品との間の1対多関係レポートを作成することはできません。 関連タイプフェデレート ディメンションこのサブジェクトエリアには次のディメンションがあります。
基準このサブジェクトエリアで使用するすべての基準を次に示します。
使用上の注意ポートフォリオディメンションには、通常は車両などの非金融資産が含まれています。ただし、管理者がポートフォリオリストで、[企業プロファイル]ページの[ポートフォリオアカウントからの車両/資産レコードの除外]オプションを使用して、そのような非金融資産を明確に除外した場合を除きます。 結果なしのレポートが生成される理由はいくつか考えられます。その1つは、レポートの基準が不足していることです。レポートには最低でも1つの基準を指定する必要があります。 相互に直接リンクしていない2つのカスタムオブジェクトを使用した場合にも結果のないレポートが生成される可能性があります。たとえば、取引先オブジェクトがカスタムオブジェクト4および5に直接関連付けられている場合、取引先とカスタムオブジェクト4との関連および取引先とカスタムオブジェクト5との関連を示すレポートを作成できます。ところが、取引先とカスタムオブジェクト4との関連と、カスタムオブジェクト5との関連を結合した関係を示すレポートを作成するには、アプリケーションの定義でカスタムオブジェクト4とカスタムオブジェクト5を直接関連付ける必要があります。 さらに例を示すと、取引先オブジェクトがカスタムオブジェクト4に直接関連付けられ、そのカスタムオブジェクト4がカスタムオブジェクト5にも直接関連付けられている場合、取引先とカスタムオブジェクト4との関連、およびカスタムオブジェクト4とカスタムオブジェクト5との関連を示すレポートを作成できます。ところが、取引先、カスタムオブジェクト4およびカスタムオブジェクト5を結合した関連を示すレポートを作成するには、アプリケーションの定義で取引先とカスタムオブジェクト5を直接関連付ける必要があります。 取引先、活動、担当者およびサービスリクエストディメンションには、基準および関連属性を任意のレベルで分析できるブック階層が含まれています。 カスタムオブジェクト16-20とともに使用した場合、[ポートフォリオ]ディメンションでは結果が得られません。結果が得られるのは、カスタムオブジェクト1-15およびカスタムオブジェクト21-40とともに使用した場合です。 共通所有者ディメンションこのサブジェクトエリアのレコードタイプディメンションのほとんどには、[所有ユーザー]フォルダがあります。ただし、所有者は、それらのレコードタイプすべてで共有される1つの共通ディメンションです。そのため、いずれかのレコードタイプフォルダで[所有ユーザー]フォルダからカラムを選択した場合に、異なるレコードタイプの基準を選択すると、分析では、基準を選択したレコードタイプのレコードのすべての所有者が表示されます。たとえば、[サービスリクエスト]フォルダで[所有ユーザー]フォルダから[エイリアス]カラムを選択した場合に、[SR の数]基準を選択すると、分析では、サービスリクエストレコードのすべての所有者が表示されます。ただし、所有者は1つのディメンションであるため、[担当者]フォルダで[所有ユーザー]フォルダから[エイリアス]カラムを選択し、[SR の数]基準を選択した場合、同じ結果が表示されます。 いずれかのレコードタイプフォルダで[所有ユーザー]フォルダからカラムを選択し、複数のレコードタイプから基準を選択した場合、分析では、基準を選択したすべてのレコードタイプのレコードのすべての所有者が表示されます。たとえば、[サービスリクエスト]フォルダで[所有ユーザー]フォルダから[エイリアス]カラムを選択した場合に、[SR の数]および[活動数]基準を選択すると、分析では、サービスリクエストレコードおよび活動レコードのすべての所有者が表示されます。この例では、所有者が活動を所有するがサービスリクエストを所有しない場合は[SR の数]基準には値0 (ゼロ) が表示され、所有者がサービスリクエストを所有するが活動を所有しない場合は[活動数]基準には値0 (ゼロ) が表示されます。 共通日付ディメンションこのサブジェクトエリアのレコードタイプディメンションの多くには、[日付]や[作成日]などの日付フォルダがあります。ただし、一部のレコードタイプでは共通日付ディメンションが共有されます。他のレコードタイプと日付ディメンションを共有するレコードタイプの日付フォルダからカラムを選択した場合に、同じ日付ディメンションを共有する他のレコードタイプのいずれかの基準を選択すると、分析では、基準を選択したレコードタイプのレコードのすべての日付が表示されます。たとえば、[取引先]および[担当者]レコードタイプは日付ディメンションを共有しています。したがって、[取引先]フォルダで[作成日]フォルダから[日付]カラムを選択した場合に、取引先数基準を選択すると、分析では、取引先レコードが作成されたすべての日付が表示されます。ただし、[取引先]および[担当者]レコードタイプは日付ディメンションを共有しているため、[担当者]フォルダで[作成日]フォルダから[日付]カラムを選択し、取引先数基準を選択した場合、同じ結果が表示されます。 他のレコードタイプと日付ディメンションを共有するレコードタイプの日付フォルダからカラムを選択した場合に、同じ日付ディメンションを共有する複数のレコードタイプから基準を選択すると、分析では、基準を選択したすべてのレコードタイプのレコードのすべての日付が表示されます。たとえば、[取引先]フォルダで[作成日]フォルダから[日付]カラムを選択した場合に、取引先数および[担当者数]基準を選択すると、分析では、取引先レコードおよび担当者レコードが作成されたすべての日付が表示されます。この例では、取引先レコードが作成されたが担当者レコードが作成されなかった日付の[担当者数]基準には値0 (ゼロ) が表示され、担当者レコードが作成されたが取引先レコードが作成されなかった日付の取引先数基準には値0 (ゼロ) が表示されます。 以降の表に、共通日付ディメンションを共有するレコードタイプと、各レコードタイプに対して表示される日付ディメンションの名前を示します。それぞれの表では、1つの共通日付ディメンションの詳細を示します。
関連オブジェクトのカスタムフィールド関連オブジェクトのカスタムフィールドは、[詳細カスタムオブジェクト]レポートサブジェクトエリアのレポートには使用できません。たとえば、カスタムオブジェクトのフィールドを別のカスタムオブジェクトの関連フィールドとして作成した場合、[詳細カスタムオブジェクト]レポートサブジェクトエリアのメインオブジェクトフォルダでは、その新しいフィールドを使用できません。一方、関連オブジェクトのフォルダでは、その新しいフィールドを使用できます。 詳細カスタムオブジェクトサブジェクトエリア、および金融と保険オブジェクト詳細カスタムオブジェクトサブジェクトエリアを使用すると、そのサブジェクトエリアに存在するオブジェクトのすべての属性および基準をレポートできます。これらのオブジェクト間の関連付けもレポートできます。ただし、特定のペアオブジェクトの場合、そのサブジェクトエリアでサポートされるのは、1つの関連付けのみです。次に例を示します。
詳細カスタムオブジェクトサブジェクトエリアのレポートでは、金融オブジェクトとカスタムオブジェクト1から40の関連付け、および保険オブジェクトとカスタムオブジェクト1から40の関連付けは使用できません。 フィールドフォーマット金融、保険およびサンプルのディメンションでは、通貨、日付および整数のフィールドは事前に書式設定されています。これらのディメンションの他のフィールドタイプ(数値やパーセンテージなど)は事前に書式設定されていません。これらのフィールドには、カスタム書式を適用できます。このフォーマット方法は、次のディメンションと基準に影響します。
|
公開日 2021 年 8 月 | Copyright © 2005, 2021, Oracle and/or its affiliates. Legal Notices. |