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集合演算を使用した分析の結合
結合分析は複数の基準の結果を単一の分析に結合する分析で、2つ以上のサブジェクトエリアをクエリーすることで新しい結果を生成します。この技法を使用すると、複数の基準を結合できるため、他の場合では存在しない複数の結合をシミュレートできます。結合分析の各カラムには、サブジェクトエリアに対する複数クエリーの結果が含まれています。結合分析内の各基準は、同じまたは異なるサブジェクトエリアを使用して作成できます。演算子を使用すると、各基準で生成されたデータセットと他のデータセットとの関係を定義できます。
注: 各サブジェクトエリアのカラム数は一致する必要があり、結合するカラムのデータタイプは一致する必要があります。カラムの長さは異なってもかまいません。
次の表では、[Set]演算子のリストと、適用した場合の結果について説明しています。
Set演算子
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適用結果
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Union
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全カラムから重複していないロウを返します。
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Union All
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重複ロウも含めて、すべてのロウを全カラムから返します。
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Intersect
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すべてのカラムに共通するロウを返します。
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Minus
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最初のカラムから、その他のカラムにはないロウを返します。
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分析を結合するには
- 分析エディターの[基準]タブで、分析に含めるカラムを追加します。
- [選択された列]ペインで、[論理和、論理積、および論理差の演算に基づいた結果を結合します。]アイコンをクリックします。
- サブジェクトエリアダイアログボックスで、分析のカラムと結合するデータを含むサブジェクトエリアを選択します。
このサブジェクトエリアは、選択したレポートの既存のカラムのサブジェクトエリアと同じか、別のサブジェクトエリアの場合があります。
[検索条件の操作]ページが表示されます。
- サブジェクトエリアペインで、すでに分析に対して選択したカラムと結合するカラムを追加します。
- [UNION]アイコンをクリックして、操作タイプを選択します。
- (オプション)見出しを変更したり、結合したカラムの他のプロパティを編集したりするには、次の操作を行います。
- [結果列]リンクをクリックします。
- カラムのオプションのドロップダウンリストで、カラムのプロパティを選択します。
- [結果]タブをクリックして、分析の複合レイアウトでテーブルにカラムを表示します。
分析の結合の詳細は、My Oracle Supportで入手できます。
- 分析の結合に関する一般的な情報は、Doc ID 2319063.1を参照してください。
- 結合分析を作成するタイミングの詳細は、Doc ID 2319069.1を参照してください。
- 結合分析を作成する方法の詳細は、Doc ID 2319046.1を参照してください。
- null(負の)レポートで結合分析を作成する方法の詳細は、Doc ID 2319040.1を参照してください。
- 結合分析で結果カラム式を作成する方法の詳細は、Doc ID 2319061.1を参照してください。
- 結合分析で考慮するレイアウト変更の詳細は、Doc ID 2319065.1を参照してください。
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