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共有値のあるカスタムピックリストフィールドの作成
特定のレコードタイプでは、同じレコードタイプまたは異なるレコードタイプの別のピックリストフィールドから値リストを取得する、カスタムピックリストフィールドを作成できます。値が取得されたフィールドはソースフィールドとして参照され、ソースフィールドの値を共有するフィールドは宛先フィールドとして参照されます。ピックリスト値の共有をサポートするレコードタイプの宛先フィールドとして、複数のカスタムピックリストフィールドを設定できます。
最初に宛先フィールドを設定するとき、フィールドの値リストは、ソースフィールドの値リストと自動的に同期されます。それ以降にソースフィールドの値リストに加えるすべての変更も、宛先フィールドの値リストに適用されます。たとえば、ソースフィールドの値リストに新しい値を追加すると、その値はソースフィールドと宛先フィールドの両方で選択に使用できます。宛先フィールドの値リストは、いずれのチャネルからも更新できません。
宛先フィールドとしてカスタムピックリストフィールドを設定するときは、次の点に注意してください。
- 宛先フィールドは、別のピックリストフィールドのソースフィールドとして使用できません。
- 次の両方に該当する場合は、任意のレコードタイプから任意のピックリストフィールドを選択して、ソースフィールドとして使用できます。
- ソースレコードタイプは、フィールドをOracle CRM On Demandの[アプリケーションカスタマイズ]ページから設定できるタイプです。
- ソースフィールドとして使用するフィールドは宛先フィールドとして設定されていません。
- ピックリストフィールドは、複数の宛先フィールドのソースフィールドとして使用できます。
- 以前は独自の値リストが含まれていた既存のカスタムピックリストフィールドを変更し、かわりに別のピックリストフィールドから値を取得するように設定した場合、そのカスタムピックリストフィールドに対して最初に設定された値は削除されます。ただし、削除された値を参照するレコードは、自動的に更新されません。そのような場合、レコードには、削除されたピックリスト値の言語独立コード(LIC)が表示されます。削除された値を参照するレコードを検索し、有効な値を表示する(または値を表示しない)ために必要に応じてレコードを更新することをお薦めします。
- 既存の宛先フィールドの設定を変更し、別のピックリストフィールドから値リストが取得されなくなるようにした場合、変更を保存した後、そのカスタムピックリストフィールドの値リストには、最初は、以前ソースフィールドとして使用されたフィールドの有効な値が含まれています。ただし、カスタムピックリストフィールドの値リストは編集可能になり、新しい値を追加し、値を無効にできます。以前ソースフィールドとして使用されたフィールドの値リストに後で加えた変更は、カスタムピックリストフィールドの値と同期されなくなります。
次のレコードタイプでは、ピックリスト値の共有がサポートされます。
- 取引先
- 取引先担当者
- 取引先チーム
- 活動
- キャンペーン
- 請求
- 担当者
- 担当者ポートフォリオ
- 担当者チーム
- カスタムオブジェクト
- イベント
- 世帯担当者
- 保険不動産
- 招待者
- 関連パーティ
- 見込み客
- 見込み客チーム
- 目標
- 商談
- 商談製品売上
- 商談チーム
- パートナー
- 保険証券
- 証券名義人
- サービスリクエスト
- サービスリクエストチーム
- 解決策
- ユーザー
注: [ピックリスト]フィールドタイプのカスタムフィールドは、必要に応じて、関連情報フィールドとして動作するように設定するか、値リストを別のピックリストから取得するように設定できますが、両方を行うように設定することはできません。 カスタム関連情報フィールドの作成方法の詳細は、「カスタム関連情報フィールドの作成」を参照してください。
次の手順では、別のピックリストフィールドから値を取得するカスタムピックリストフィールドの作成方法について説明します。
作業前の準備。次の手順を実行するには、[アプリケーションをカスタマイズ]権限を含む役割が割り当てられている必要があります。
別のピックリストフィールドから値を取得するカスタムピックリストフィールドを作成するには
- 任意のページの右上隅にある[管理]グローバルリンクをクリックします。
- [アプリケーションカスタマイズ]セクションで、[アプリケーションカスタマイズ]リンクをクリックします。
- [レコードタイプセットアップ]セクションで、別のフィールドから値を取得するカスタムピックリストフィールドを設定するレコードタイプに対するリンクをクリックします。
- [フィールド管理]セクションで、[レコードタイプフィールドセットアップ]をクリックします。
- [レコードタイプフィールド]ページで、[新規フィールド]をクリックします。
- [レコードタイプフィールド編集]ページで、次の操作を行います。
- [表示名]フィールドに、新規フィールドの名前を入力します。
- [項目タイプ]フィールドで、[ピックリスト]を選択します。
- [共有ピックリスト値の有効化]チェックボックスをオンにします。
- [共有レコードタイプ]フィールドで、ソースフィールドを含むレコードタイプを選択します。
- [共有フィールド]というフィールドで、ソースフィールドの名前を選択します。
- [レコードタイプフィールド編集]ページで、必要に応じて残りのフィールドを入力します。
- 新しいカスタムピックリストフィールドを保存します。
- (オプション)次のように、新規フィールドの名前の翻訳を入力します。
- [レコードタイプフィールド]ページで、[翻訳言語]ドロップダウンリストから、翻訳を入力する言語を選択します。
- 名前を翻訳するフィールドの「編集」リンクをクリックします。
- [表示名]フィールドに翻訳を入力し、[保存]をクリックします。
翻訳した名前が[表示名]カラムに黒いテキストで表示されます。
注: ツールチップおよびフィールドの説明の翻訳を入力することもできます。
- 翻訳を入力する各言語に対して、ステップaからcを繰り返します。
- 翻訳の入力終了後に[レコードタイプフィールド]ページでの作業を続行するには、[言語]ドロップダウンリストで、企業のデフォルト言語を選択します。
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