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ワークフロー待機モニターワークフロー待機モニターから、次の詳細を表示できます。
たとえば、ワークフロー[待機]アクションのインスタンス、またはスケジュール済みイベントのインスタンスが予想よりも長時間保留状態になっている場合は、[ワークフロー待機モニター]を使用してインスタンスを調査し、ワークフロールール、スケジュール済みイベントまたはワークフローアクションの設定を参照できます。必要に応じて、インスタンスを削除できます。 注:[待機]アクションの保留インスタンスを削除した場合、ワークフロールールの残りのアクションはいずれも実行されません。 スケジュール済みイベントの保留インスタンスを削除すると、イベントのインスタンスが取り消され、スケジュール済みイベントのステータスが[終了済み]に設定されて、スケジュール済みイベントが非アクティブ化されます。スケジュール済みイベントの残りの実行のためにインスタンスは生成されなくなります。 [待機]アクションの保留インスタンスワークフロールールで[待機]アクションの保留インスタンスがどのように処理されるかを理解するために、次の例を考えてみます。次のアクションシーケンスでワークフロールールを設定できます。
アクションが正しく設定されている場合は、シーケンス中の最初の[待機]アクション(アクション1)が少なくとも24時間[保留中]状態のままになります。待機期間が終了した後、[メール送信]アクション(アクション2)が実行されます。2つ目の[待機]アクション(ワークフロールールのアクション3)はシーケンス中の次のアクションです。これは少なくとも48時間[保留中]状態のままになります。待機期間が終了した後、[メール送信]アクション(アクション4)および[タスクを作成]アクション(アクション5)が実行されます。 注: 待機期間には、Oracle CRM On Demandがワークフロールールの他のアクションの実行を開始する前に経過する必要がある最小時間を指定します。Oracle CRM On DemandデータベースおよびOracle CRM On Demandサーバーの負荷、および待機期間終了時の保留中待機アクションの数によっては、他のアクションが実行されるまでに経過する実際の時間がさらに長くなる場合があります。 ただし、アクション3の待機期間が間違って48時間ではなく48日と指定されていた場合、アクションは48日が経過するまで保留状態のままになります。[ワークフロー待機モニター]でアクションを参照し、アクション詳細を表示して、待機期間が間違って指定されているかどうかを確認できます。その後、[待機]アクションインスタンスを削除できます。 [待機]アクションインスタンスを削除すると、ワークフロールールインスタンスが終了し、ルールインスタンスの残りのアクションは実行されません。前述の例では、次のように実行されます。
注:待機アクションは、[保留中]状態になる唯一のタイプのワークフローアクションです。 スケジュール済みイベントの保留インスタンススケジュール済みイベントの保留インスタンスは、インスタンスの実行がスケジュールされている日時(再開日)まで[キュー待ち]状態のままです。再開日は、インスタンスを実行可能な最早の時間です。その時点でのOracle CRM On DemandデータベースおよびOracle CRM On Demandサーバーの負荷、および[待機]アクションインスタンスと保留中のスケジュール済みイベントの数に応じて、インスタンスがすぐに実行されない場合があります。インスタンスの実行が開始されると、インスタンスの状態は[起動中]に変わり、[実際の開始日]フィールドに入力されます。更新されたフィールドを表示するには、ブラウザページを更新することが必要になる場合があります。インスタンスは、実行中[ワークフロー待機モニター]に引き続き表示されます。 必要に応じて、スケジュール済みイベントのインスタンスを実行中に削除できます。そのようにすると、インスタンスは[ワークフロー待機モニター]から削除されます。また、スケジュール済みイベントの状態は[終了済み]に設定され、スケジュール済みイベントは無効になり、スケジュール済みイベントの残りの実行のためにインスタンスが生成されなくなります。インスタンスは、スケジュール済みイベントがまだ有効かどうかOracle CRM On Demandが次回チェックして判断するまで、引き続き実行されます。このチェックは、インスタンスの実行中、5分間隔で実行されます。スケジュール済みイベントが無効化されたとOracle CRM On Demandが判断した場合、実行されていたインスタンスは終了し、インスタンスに対してまだ実行されていないワークフローアクションは実行されません。 「[ワークフロー待機モニター]からの保留インスタンスの削除」で説明されているように、スケジュール済みイベントのインスタンスを保留中(つまり、状態が[キュー待ち]に設定されている間)に削除することもできます。 関連トピックスケジュール済みイベントの詳細は、次のトピックを参照してください。 [ワークフロー待機モニター]の使用方法の詳細は、次のトピックを参照してください。 |
公開日 2021 年 8 月 | Copyright © 2005, 2021, Oracle and/or its affiliates. Legal Notices. |