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複数のサブジェクトエリアの単一の分析への結合の例

このトピックでは、複数のサブジェクトエリアを結合する方法の一例を示します。この例では、[パートナーと商談]サブジェクトエリアが[商談製品売上]サブジェクトエリアと結合されます。これにより、商談を商談パートナーレコードとともに表示し、さらに商談パートナーレコードごとに、商談に関連付けられた商談製品売上レコードも表示できます。

注: 複数のサブジェクトエリアを1つの分析に結合するには、ユーザーの役割に[クロスサブジェクトエリア分析]権限が含まれている必要があります。

  1. [パートナーと商談]サブジェクトエリアを使用して新しい分析を作成します。

    [パートナーと商談]サブジェクトエリアは、分析のプライマリサブジェクトエリアになります。

  2. [サブジェクト領域の追加/除去]アイコンをクリックして、関連サブジェクトエリア[商談製品売上]を追加します。
  3. 共通ディメンションである取引先、取引先テリトリー、キャンペーン、商談、所有ユーザー、プライマリ担当者の1つ以上から、カラムを追加します。

    たとえば、[パートナーと商談]サブジェクトエリアから、[取引先 ID]、[取引先名]、[商談 ID]および[商談]カラムを追加します。1つのサブジェクトエリアのみから共通ディメンションのすべてのカラムを選択します。この例では、[パートナーと商談]プライマリサブジェクトエリアから選択されています。

  4. 次のローカルディメンションの1つ以上からカラムを追加します。
    • [パートナーと商談]サブジェクトエリアから、[商談パートナー]、[関係の担当者]および[テリトリー]ディメンションのカラムを追加します。
    • [商談製品売上]サブジェクトエリアから、[商談製品売上]、[製品]、[製品カテゴリー]および[目標]ディメンションのカラムを追加します。

      次に例を示します。

      • [パートナーと商談]プライマリサブジェクトエリアから、[商談パートナー]ディメンションの[取引先名]、[取引先タイプ]および[地域]カラムを追加します。
      • [商談製品売上]関連サブジェクトエリアから、[商談製品売上]ディメンションの[開始/終了日]および[確度 (%)]カラムを追加し、[製品]ディメンションの[製品名]を追加します。
  5. プライマリサブジェクトエリアと関連サブジェクトエリアの両方から基準を追加します。

    次に例を示します。

    • [パートナーと商談]プライマリサブジェクトエリアの[商談基準]フォルダから、[商談数]を追加します。
    • [商談製品売上]関連サブジェクトエリアの[商談製品売上基準]フォルダから、[製品数]を追加します。

      注: この時点で[結果]タブをクリックすると、現在設定されている分析により、実際の結果ではなくODBCエラーが返されることがわかります。これは、分析で共通ディメンションに加えてローカルディメンションが使用されているためです。分析でローカルディメンションが使用されている場合、ディメンショナリティ変数を有効にしてSQLを適用する必要があります。

  6. [詳細設定]タブをクリックし、[ディメンション]チェックボックスをオンにして、[SQLの適用]をクリックします。
  7. [結果]タブをクリックします。

    今度は分析により、[パートナーと商談]サブジェクトエリアのレコードと商談製品売上レコードを結合した結果が返されます。

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公開日 2021 年 8 月 Copyright © 2005, 2021, Oracle and/or its affiliates. Legal Notices.