クエリー・デザイナでの時間関連データの分析
クラウド・データ・ソース・タイプ: Oracle Analytics Cloud - Essbase
オンプレミス・データ・ソース・タイプ: Oracle Essbase
データにフィルタを設定すると、返されるデータ量が指定した上位基準または下位基準に制限されます。上位ランクまたは下位ランクでは、たとえば特定の地域における販売数が上位10位までの製品を表示できます。
Oracle Smart View for Officeを使用すると、時間ベースの指標に対する売上高と売上原価などのフラッシュ指標を分析できます。トレンドや複数の期間の平均などをこれで把握できるようになります。この目的のため、メンバーの周期性を有効にするリンク属性を使用します。周期性は時間ディメンションのメンバー間で共有されるパターンであり、時間ベースの分析を有意義なものにします(たとえば、1月と4月はともに四半期の最初の月という周期性を持ちます)。日付(1から31まで)、曜日、週番号などがリンク属性の例として挙げられます。リンク属性にも範囲を設定してフィルタを適用できます。
クエリー・デザイナで時間関連データを分析するには:
- 問合せを作成します。
- クエリー・デザイナのツールバーから、「日時」ディメンションを選択し、グリッド、またはツールバー内にドラッグします。
- クエリー・デザイナのツールバーで「日時」をクリックし、「メンバー選択」を開きます。ここでメンバーを選択し、期間、範囲などのフィルタを適用できます。
- クエリー・デザイナのツールバーにある「属性」で、属性またはリンク属性をドロップダウン・メニューから選択し、グリッドまたはツールバー内にドラッグします。必要に応じて、他の属性に同じ処理を繰り返します。
- メンバーを選択してフィルタを属性に適用するには、クエリー・デザイナのツールバーで属性名をクリックして、「メンバー選択」を開きます。
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