Smart ViewでのOracle BI EEの機能とコンポーネント

Oracle Smart View for OfficeOracle Business Intelligence Enterprise Editionデータソースに接続する場合、いくつかのアクションを実行できます。

  • Oracle BI EEに接続します。

  • Oracle BIプレゼンテーション・カタログをナビゲートします。

  • Oracle BI EEの複数インスタンスに接続し、接続間を切り替えます。

  • Oracle BIプレゼンテーション・カタログの作成済ビューをMicrosoft Excel、PowerPointおよびWordにインポートします。たとえば、次のようなことができます。

    • リフレッシュ可能で編集可能なオブジェクトとして、Excelにビュー(Oracle BI EEの表、ピボット・テーブルおよびグラフ)を挿入します。

    • 同じOfficeドキュメントに異なる接続からのビューを挿入します。

    • ExcelのフォーマットをOracle BI EEのデータに適用します。フォーマットはリフレッシュしても保持されます。

  • Oracle BI EEダッシュボードのコンテンツをコピーして、Smart Viewクライアント・ドキュメントに貼り付けます。データ、メタデータおよびビューのレイアウトがコピーされます。

  • Oracle BI EEをメタデータおよびデータのソースとして使用して、Excelに簡易ビューを作成します。

  • Smart Viewドキュメントにインポートされたコンテンツを操作します(ドリル操作やプロンプト選択など)。

  • Smart Viewにインポートしたコンテンツ(複数の接続からのコンテンツを含む)を管理します。たとえば、コンテンツのリフレッシュ、マスク、コピーと貼付け、およびドキュメント化などです。

  • ExcelでOracle BI EEオブジェクトからのデータをマスクして、ユーザーがログインしなければデータを表示できないようにします。マスクしたオブジェクトはリフレッシュすると表示できます。

  • Visual Basicを使用したプログラム。詳細は、『Oracle Smart View for Office開発者ガイド』を参照してください。

主要コンポーネントは次のとおりです。

  • リボン: Oracle BI EEリボンには、Smart Viewでのビューの設計と発行、Oracle BI EEからのビューの挿入とコピーおよび貼付け、プロンプトの編集、データのマスキング、プリファレンスの編集と設定のためのOracle BI EEコマンドがあります。

  • カタログ: カタログは、Excelに挿入できるOracle BI EEダッシュボード、分析およびビューの展開可能なツリー・リストです。各分析を展開すると、その分析で使用可能なビューがすべて表示されます。Oracle BI EEでサポートおよび定義されていて、ユーザーが権限を持っているビューのみが表示されます。カタログをリフレッシュすると、分析とビューの最新の使用可能なリストを表示できます。