その他のガイドライン
Oracle Business Intelligence Enterprise Editionで作成されたビューを編集するときは、次のガイドラインに注意してください。
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Oracle Smart View for Officeでは、PowerPointの「スライドの複製」コマンドを使用したチャートまたは表の複製はサポートされていません。
PowerPointでは、チャートを含むスライドを複製した後、いずれかのチャートのプロンプトを更新しようとすると、元のチャートのみを更新するように求めるプロンプトが表示されます。複製スライドのチャートは更新されません。
PowerPointスライドに挿入され複製されたピボット表の場合、いずれかピボット・テーブルのプロンプトを変更すると、元のスライドのピボット・テーブルのみが更新されます。変更したのが元のスライドのプロンプトか、複製スライドのものかは関係ありません。
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Microsoft Officeのフォーマット設定ツールを使用してグラフに加えた変更(色の変更など)の中には、プロンプトを変更してグラフをリフレッシュしたときに維持されないものがあります。Smart Viewでは、このようなフォーマットの変更を追跡しません。これはMicrosoft Officeで行われます。グラフ系列が削除されると、その系列のフォーマットもOfficeによって削除されます。プロンプトを変更すると、系列の数および順序が変更されます。これは、フォーマットも変更されることを意味します。これは予期される動作です。
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Oracle BI EEアカウントのプリファレンスで設定されたタイム・ゾーンのプリファレンスは、Smart Viewでは公開されません。
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Smart ViewがExcelで表示できる桁の精度は、Excelで許可される桁の精度までに制限されます。
たとえば、次に示すのは、小数点以下2桁でフォーマットされた18桁の数字です:
123456789123456789.12
Excelの15桁精度の制限のために、Excelでは15桁よりも後の桁はゼロに変更されて、この数字は次のように表示されます:
123456789123456000.00