3.12 CONNECT

CONNECTを使用すると、Oracle GoldenGate Service Managerに接続して他のコマンドを実行できます。ほとんどのAdmin Clientコマンドは、Service Managerに接続してから実行する必要があります。

サーバーが自己署名証明書を使用するときに、管理クライアントは接続を許可しますが、これはデフォルトではありません。自己署名証明書が無効な場合、管理クライアントはHTTPSを使用してサーバーに接続することはできません。この動作をオーバーライドするには、CONNECTコマンドとともに!修飾子を使用します。

たとえば、管理クライアントを使用して、自己署名SSL証明書で保護されているOracle GoldenGate Microservices Architectureサービスに接続する際には、次に示すように!修飾子を持つコマンドを使用する必要があります。

CONNECT https://myserver.example.org as oggadmin !

構文

CONNECT server-url deployment-name proxy-uri user-name password
server-url

接続先のService ManagerのURL。

deployment-name

指定したService Managerに接続する必要があるデプロイメントの名前。定義されているデプロイメントが1つのみの場合(Service Managerを除く)、そのデプロイメントがデフォルトになります。それ以外の場合は、デフォルトのデプロイメントではなく、DEPLOYMENT deployment-nameオプションを使用する必要があります。

proxy-uri

schema://hostname[:port-number]形式のプロキシ・サーバーのURI。

user-name

指定したService Managerのユーザー名。

password

指定したユーザー名のパスワード。パスワードを指定しないと、プロンプトが表示されます。

CONNECT http://prodserver.mysite.com:9700 deployment Atlanta_1 as oggadmin password welcome1