2.92 UNREGISTER EXTRACT

OracleおよびPostgreSQLで有効です。

UNREGISTER EXTRACTコマンドでは、ExtractグループをOracleデータベースから登録解除します。UNREGISTER EXTRACTはプライマリExtractグループにのみ有効です。データ・ポンプExtractには、これを使用しないでください。

Extractグループをデータベースに登録するには、REGISTER EXTRACTコマンドを使用します。

Extractをクラシック・キャプチャ・モードから統合キャプチャ・モードにアップグレードするには、ALTER EXTRACTコマンドを使用します。

PostgreSQLの場合、PostgreSQLの接続されたデータベースからレプリケーション・スロットが削除されます。このコマンドを実行すると、PostgreSQLデータベースによって既存のトランザクション・ログが上書きされることや、ログがアーカイブされることがあります。Extractを削除した後は、このコマンドを実行する必要があります。

構文

UNREGISTER EXTRACT group_name
{DATABASE  | LOGRETENTION}
group_name

データベースから登録解除するExtractグループの名前。ワイルドカードは使用しないでください。このグループは、現在データベースに登録されている必要があります。

DATABASE

(Oracleのみ) Extractグループの統合取得モードを無効にします。

(Oracleのみ)このコマンドは、Extractグループと同じ名前のデータベース取得(マイニング)サーバーを削除します。Extractキャプチャ・モードのサポートおよび構成に関する詳細を参照してください。

UNREGISTER EXTRACTDATABASEとともに使用する前に、次を実行します。

  1. STOP EXTRACTコマンドを使用して、Extractを停止します。

  2. dbms_goldengate_auth.grant_admin_privilegeプロシージャで付与された権限で、DBLOGINまたはMININGDBLOGINコマンドを使用して、マイニング・データベースにログインします。ローカル・キャプチャの場合は、DBLOGINが必要です。ダウンストリーム・キャプチャの場合は、DBLOGINおよびMININGDBLOGINの両方が必要です。

  3. DELETE EXTRACTを使用して、Extractグループを削除します。

LOGRETENTION

Oracleのみに有効です。

指定したExtractグループのログ保持を無効にし、基盤のOracle Streams取得プロセスを削除します。このExtractグループで変更を取得しない場合のみ、UNREGISTER EXTRACTLOGRETENTIONとともに使用します。ログ保持機能は、TRANLOGOPTIONSパラメータのLOGRETENTIONオプションで制御されます。

UNREGISTER EXTRACTLOGRETENTIONとともに使用する前に、STOP EXTRACTコマンドを使用してExtractを停止します。次に、dbms_goldengate_auth.grant_admin_privilegeプロシージャで付与した権限を使用してDBLOGINコマンドを発行します。

UNREGISTER EXTRACT sales LOGRETENTION
UNREGISTER EXTRACT sales DATABASE
UNREGISTER EXTRACT Extract1 with DATABASE PostgresDB1