4.2 THREADOPTIONS
適用対象
Classic Extract、Oracle Databaseのみ
説明
THREADOPTIONS
パラメータでは、スレッドExtractの動作方法を制御します。
GGSCI、Manager、およびExtractを停止および再起動して、変更を有効にします。
デフォルト
なし
構文
THREADOPTIONS [INQUEUESIZE n] [OUTQUEUESIZE n] [PROCESSTHREADS SELECTthread_spec
| PROCESSTHREADS EXCEPTthread_spec
] [STACKSIZE bytes]
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INQUEUESIZE
n
-
Oracle RACクラスタ内の各プロデューサExtractスレッドの入力キューのキュー・エントリ数を指定します。この値を大きくすると、大量データのパフォーマンスが向上します。この値を小さくすると、アクティビティが非常に少ない環境でデータがより迅速に送信されます。有効な値は16から65535までです。デフォルトは128です。ほとんどの場合、デフォルトで十分ですが、値を大きくする必要がある場合は、ほとんどのタイプの環境で1000で十分です。「
OUTQUEUESIZE
」も参照してください。INQUEUESIZE
およびOUTQUEUESIZE
に加え、AIXユーザーは、環境変数AIXTHREAD_SCOPE
をS
(システム・スコープ)に設定して、プロセスの同時実行をサポートする複数CPUの使用を指定することにより、パフォーマンスを改善できることがあります。システム範囲を使用するには、Managerプロセスを起動するユーザーの.profile
ファイルに次を追加するか、GGSCIを起動する前に、この変数を手動でエクスポートします。AIXTHREAD_SCOPE=S export AIXTHREAD_SCOPE
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OUTQUEUESIZE
n
-
Oracle RACクラスタ内の各プロデューサExtractスレッドの出力キューのキュー・エントリ数を指定します。有効な値は8から65535までです。デフォルトは2048です。ほとんどの場合、デフォルトで十分です。
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[PROCESSTHREADS SELECT
thread_spec
| PROCESSTHREADS EXCEPT
thread_spec
]
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処理対象または処理から除外するExtractスレッドを指定します。有効な値は次のとおりです。
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シングル・スレッドID (例: 1)
-
範囲(例: 1-5)
ExtractスレッドはREDOスレッドにマップされます。注意: Extractスレッドを処理対象から除外すると、そのデータはターゲット表との同期対象から除外されます。
主に、Extractがアーカイブ・ログ専用(ALO)モードの場合に使用されます。
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-
[
STACKSIZE
bytes
]
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Oracle RACクラスタ内の各プロデューサExtractスレッドのスタック・サイズを指定します。有効な値は65536から33554432の範囲で、デフォルトは1048576です。