前提条件
アップグレード処理を実行する前に、『Oracle GoldenGateリリース・ノート』を読んで、新しいリリースが構成の次の項目に与える影響を判断してください。
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新しいデフォルトのプロセス動作。
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変更された、または非推奨になったパラメータ。
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必要な新機能またはデータベース・タイプをサポートするために追加されたパラメータ。
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変更されたパラメータのデフォルト値。
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TABLE
文またはMAP
文の変更が必要となる新しいデータ型のサポート。 -
データベースの変更が必要になるネイティブ・データベース・コンポーネントとの対話。
Oracle Databaseでは、dirディレクトリを指すシンボリック・リンクを使用している場合は、パラメータALLOWOUTPUTDIR
をGLOBALS内で使用する必要があります。
また、Oracle GoldenGateのインストールガイドのClassic Architectureのパッチ適用、OPatchを使用したOracle Platformのパッチ適用、パッチ19cの準備およびリリース用のパッチのインストールの項を参照してください。
パラメータのすべての変更を事前に行ってプロセスの再起動時には準備が完了しているようにすることで、開始が遅れて進捗にずれが生じることを防げます。プロセスの実行中にパラメータを変更することはできませんが、次のことが可能です。
- パラメータ・ファイルのコピーを作成します。
- コピーを編集します。
- アップグレード処理中にプロセスを停止した後、古いパラメータ・ファイルをコピーして新しい名前を付けます(バックアップ保存用)。
- 新しいパラメータ・ファイルをコピーして古いパラメータ・ファイルの名前を付けます。