8.1 資格証明の管理

Enterprise Managerの資格証明サブシステムによって、Enterprise Manager管理者は、プリファレンスまたは操作の資格証明として、セキュアな方法で資格証明を格納できます。資格証明を使用すると、リアルタイム監視、パッチ適用、プロビジョニングおよび他のターゲット管理操作など、様々なシステム管理アクティビティを実行できます。

Oracle GoldenGateクラシックおよびOracle GoldenGate Microservices (MA)インスタンスの優先資格証明およびモニタリング資格証明を設定する必要があります。ただし、モニタリング資格証明は検出後に、自動設定されます。

資格証明を設定しないと、ターゲット・メトリックを表示することも、ログ・ファイルにアクセスすることもできません。また、プロセス・アクションのボタン(「開始」ボタンと「停止」ボタン)も無効になっていることが確認できます。これらのボタンはグレー表示されます。

図8-1 アクション・ボタンが非アクティブ

資格証明を設定する前は、「開始」ボタンと「停止」ボタンがグレー表示されていることがわかります。

図8-2 アクション・ボタンがアクティブ

資格証明が設定されると、「開始」および「停止」ボタンがアクティブになります。
イベント、インシデントおよび問題の管理の詳細は、Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイドイベント、インシデントおよび問題の管理を参照してください。すべてのターゲットで使用可能な共通要素のリストは、ターゲットをモニターするための要素を参照してください。