JDBC接続の作成

データベースへのJDBC接続を作成し、それらの接続を使用してデータ・ソースにアクセスできます。たとえば、デフォルトの接続タイプでリストされていないデータベースに接続するためです。

この方法を使用すると、JDBC JARファイル内のドライバを使用して特定のデータベースに接続できます。
Oracleデータベースを使用している場合でも、JDBCドライバのバージョンがデータベースのバージョンと一致する必要があることをOracle Analytics管理者と確認してください。バージョンの不一致により、データの問題が発生する可能性があります。
  1. 必要なJDBCドライバのJARファイルをOracle Analytics Desktop\libディレクトリにコピーします。
    たとえば、C:\Program Files\Oracle Analytics Desktop\libなどです。
  2. 「データ」または「ホーム」ページで、「作成」「接続」の順にクリックします。
  3. 「接続の作成」ダイアログで、「JDBC」アイコンを見つけてクリックします。
  4. 接続基準を入力します。次のことに注意してください。
    • 異なる環境の異なるデータベース(たとえば、開発と生産など)に対して同じ接続を構成できるため、ホスト名などのインスタンス固有接続名は使用しないでください。
    • JDBCデータ・ソースのURLの指定については、ドライバのドキュメントとJARファイルを確認してください。
    • ドライバ・クラス名は、JARファイル内、またはJARファイルをダウンロードした場所で確認できます。
    • 「URL」値には、JDBC URLを指定します(例: jdbc:oracle:thin:@host:port/database)。
    • 「ドライバ・クラス名」値には、使用しているJDBCドライバ・ダウンロード・パックで指定されている名前を使用します(例: oracle.jdbc.driver.OracleDriver)。
  5. 「保存」をクリックします。
    これで、接続からデータ・セットを作成できるようになりました。
JDBCドライバがインストールされていないOracle Analyticsインストールに、JDBC接続を含むプロジェクトをインポートする場合にも、インポートは機能します。ただし、プロジェクトまたはデータ・フローを実行しようとすると、接続が機能しません。JDBC接続、および適切なデータ・ソースへのJDBCドライバを再作成する必要があります。