スケジュール・トリガーの作成

スケジュール・トリガーは、レポート・ジョブの実行がスケジュールされている場合に起動します。スケジュール・トリガーは、SQL問合せのタイプです。

レポート・ジョブの実行がスケジュールされている場合、スケジュール・トリガーはトリガーに定義したSQL文を実行します。データが返される場合は、レポート・ジョブが発行されます。トリガーSQL問合せからデータが返されない場合は、レポート・ジョブがスキップされます。

レポート・ジョブに関連付けるスケジュール・トリガーは、カタログ内のどのデータ・モデルに存在してもかまいません。トリガーの実行対象となるレポートのデータ・モデル内にスケジュール・トリガーを作成する必要はありません。複数のレポート・ジョブで、スケジュール・トリガーを再利用できます。

  1. データ・モデル・エディタのタスク・ペインで、「イベント・トリガー」をクリックします。
  2. 「イベント・トリガー」ペインで「新規作成」アイコンをクリックします。
  3. トリガーの、次の項目を入力します。
    • 名前 - トリガーの名前を入力します。

    • タイプ - 「スケジュール」を選択します。

    • 言語 - デフォルト値の「SQL問合せ」をそのまま使用します。

  4. 下部のペインで、次の項目を入力します。
    • オプション - トリガー問合せの結果をキャッシュするには、このチェック・ボックスを選択します。

    • データソース - トリガー問合せのデータソースを選択します。

    • SQL問合せ — 問合せをテキスト領域に入力するか、「クエリー・ビルダー」をクリックしてユーティリティを使用してSQL問合せを作成します。SQLクエリー・ビルダーの使用を参照してください。

      トリガー問合せの中にパラメータを入れることができます。パラメータを、トリガーと同じデータ・モデルの中で定義します。レポート・ジョブのスケジュールを設定するときにパラメータ値を入力します。

      スケジュール・トリガー問合せでは、複数選択パラメータがサポートされていません。問合せで一連の値が想定される場合は、問合せを変更します。

    SQL問合せがなんらかの結果を返す場合は、スケジュールされたレポート・ジョブを実行します。次の図に、パラメータ値に基づいて在庫レベルを調べるためのスケジュール・トリガーを示します。このパラメータ値は実行時に入力できます。