テンプレートのデバッグ
テンプレートのプレビュー・ウィンドウで期待した結果が得られなかった場合は、Template Viewerを使用してトレース設定を有効にし、デバッグ・メッセージを表示して問題を解決できます。
XSL-FOプロセッサでのサンプル・データとテンプレートのマージ後に生成される、中間XSLファイルを保存および表示することもできます。すでにXSLを使用している場合は、Template Viewerのデバッグ機能をすぐに学習できます。
Template Viewerでテンプレートをプレビューしてログ・メッセージを表示するには:
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Template Viewerを開きます。
Windowsデスクトップで 「スタート」メニューから、「プログラム」、「Oracle BI Publisher Desktop」、「Template Viewer」の順に選択します。
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「参照」をクリックして、サンプル・データ・ファイルおよびテンプレート・ファイルを含む作業ディレクトリを選択します。データ・ファイルとテンプレート・ファイルは同じフォルダに置かれている必要があります。
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「ファイル」タブで、適切なオプションを選択します。たとえば、.xslテンプレートをテストしている場合は「Excelテンプレート」を選択します。「データ」および「テンプレート」リージョンに、そのディレクトリ内に存在するデータ・ファイルとテンプレート・ファイルが表示されます
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適切なデータ・ファイルおよびテンプレート・ファイルをクリックして、それらを選択します。
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ログ(デバッグ)レベルを選択します。
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サブテンプレートをテストする場合は、「スタイル・テンプレート・ファイル」フィールドでサブテンプレートを参照して指定します。
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必要に応じて、「設定(デフォルト)」タブでレポート・パラメータを設定します。
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「出力フォーマット」リストから、出力フォーマットを選択します。たとえば、「Excel」です。
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「処理開始」をクリックします。
Template Viewerにより、選択したデータと選択したマスター・テンプレートおよびサブテンプレートがマージされ、適切なビューアが作成されます。メッセージ・ボックスでログ・メッセージを確認します。
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生成されたXSLを表示するには:
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データ・ファイルとテンプレート・ファイルを選択し、出力フォーマットとして「Excel」を選択します。
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「ツール」、「XSLファイルの生成元」、「Excelテンプレート」の順に選択します。
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プロンプトが表示されたら、生成されたXSLファイルを保存します。
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保存した場所に移動し、適切なビューアでXSLファイルを開きます。
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