- Oracle Analytics Serverのインストールと構成
- Oracle Analytics Serverの構成
- Configuration Assistantを使用したOracle Analytics Serverドメインの構成
Configuration Assistantを使用したOracle Analytics Serverドメインの構成
Configuration Assistantは、.sh
(Linux)ファイルまたは.cmd
(WINDOWS)ファイルです。Oracleホームにあるbi/bin
ディレクトリから構成実行ファイルを起動して、Configuration Assistantを起動します。このトピックのプロシージャに従って、構成ステップを実行します。
Configuration Assistantを使用してOracle Analytics ServerのWebLogicドメインを拡張する場合、そのドメインの管理サーバーにはAdminServerという名前を付ける必要があります。他の名前の管理サーバーはサポートされていません。
Oracle Analytics Server標準トポロジを構成するには:- 次のディレクトリに変更します。
-
(Linux)ORACLE_HOME/bi/bin
-
(WINDOWS)ORACLE_HOME\bi\bin
-
- 次のコマンドを入力して、Configuration Assistantを起動します。
-
(Linux)
./config.sh
-
(WINDOWS)
config.cmd
-
- インストールするコンポーネントを選択し、「次」をクリックします。Configuration Assistantは、一貫したスイートのセットがデプロイされるように選択を自動的に調整します。
- Oracle Analytics Enterprise Edition: データ・ビジュアライゼーション、分析、ダッシュボードおよびエージェントなどのコンポーネントが含まれており、PublisherなしでOracle Analytics Serverがインストールされます。
- Oracle Analytics Publisher: ピクセル対応レポート用のPublisherが含まれています。
このオプションを使用すると、スタンドアロンのPublisherをインストールできます。
Oracle Analytics Enterprise EditionおよびOracle Analytics Publisherコンポーネントを選択して、Oracle Analytics ServerをPublisherとともにインストールします。
- 「前提条件のチェック」画面で、エラーが発生せずに前提条件のチェックが完了したら、「次へ」をクリックします。前提条件のチェックが失敗すると、短いエラー・メッセージが画面の下方に表示されます。エラーを修正し、「再実行」をクリックして再試行します。エラー・メッセージや警告メッセージを無視してインストールを続ける場合は、「スキップ」をクリックします(このアプローチはお薦めできません)。
ノート:
前提条件のチェック時にエラー・メッセージまたは警告メッセージの原因となった問題を解決せずに続行すると、構成が正常に動作しなくなる可能性があります。 - 「新規ドメインの定義」画面で、次を指定します。
- ドメイン・ディレクトリを設定する場所を入力します。新しいドメインは、ドメインと同じ名前のサブディレクトリに格納されます。
- ドメインの名前を入力します。英数字、アンダースコアまたはハイフンを使用できます。
- デフォルトのシステム管理者のユーザー名を入力します。ユーザー名は空白にできず、30文字以内にする必要があります。
ノート:
このユーザーは埋込みLDAPで作成され、WebLogic管理者権限を付与されます。
- システム管理者のパスワードを入力します。これは文字で始まり、数字を1つ以上含める必要があり、英数字、アンダースコア、ドル記号およびシャープ記号を使用できます。
- 確認用にパスワードを再入力します。
「ドメイン・ホーム」は、「ドメイン・ディレクトリ」および「ドメイン名」から導出される読取り専用フィールドです。
- ドメイン・ディレクトリを設定する場所を入力します。
- 「次」をクリックして「データベース・スキーマ」画面に進みます。この画面で、適切なオプションをクリックして新しいスキーマを作成するか、既存のスキーマを使用します。
-
新しいスキーマの作成を選択した場合は、次を指定します。
ノート:
この場合、Configuration Assistantによってスキーマが作成されます。
-
一意のスキーマ接頭辞を入力します。
-
スキーマのパスワードを入力します。
-
確認用にパスワードを再入力します。
-
使用するデータベースのタイプをリストから選択します。
Oracle Analytics Serverでリリース用としてサポートされているデータベースのリストは、『Oracle Analytics Serverの管理』の証明 - サポートされているデータ・ソースに関する項を参照してください。
-
新規スキーマの作成権限を持つアカウントのユーザー名を入力します。
-
ユーザー名のパスワードを入力します。
-
使用しているデータベースのタイプに基づいて接続文字列を入力します。
Oracle Analytics Serverでリリース用としてサポートされているデータベースのリストは、『Oracle Analytics Serverの管理』の証明 - サポートされているデータ・ソースに関する項を参照してください。
-
-
既存のスキーマの使用を選択する場合は、次を指定します。
ノート:
この場合、RCUを使用して、STB、BIPLATFORM、IAU、MDS、OPSSおよびWLSスキーマを作成する必要があります。
-
使用するデータベースのタイプをリストから選択します。
Oracle Analytics Serverでリリース用としてサポートされているデータベースのリストは、『Oracle Analytics Serverの管理』の証明 - サポートされているデータ・ソースに関する項を参照してください。
-
使用しているデータベースのタイプに基づいて接続文字列を入力します。
Oracle Analytics Serverでリリース用としてサポートされているデータベースのリストは、『Oracle Analytics Serverの管理』の証明 - サポートされているデータ・ソースに関する項を参照してください。
-
一意のスキーマ接頭辞を入力します。
-
スキーマのパスワードを入力します。
-
-
- 「ポート管理」画面で、ポート範囲を指定し、「次」をクリックします。
ノート:
デフォルトの、割り当てられたポート範囲は9500以上9999以下です。デフォルト値をそのままにするか、この範囲内の別の値を指定できます。 - 「初期コンテンツ」画面で、次のいずれかのオプションを選択し、「次」をクリックします。
- 前のインストールからの既存のエクスポート・アーカイブ(.jarファイル)
ノート:
このオプションは、Oracle BI 11gからOracle Analytics Serverに移行するときに適用できます。
Oracle Analytics Serverの移行とアップグレードの12cからのOracle Analytics Serverのアップグレード(ホーム外の移行)に関する項を参照してください。
- クリーン・インストール(デフォルト)。
- 前のインストールからの既存のエクスポート・アーカイブ(.jarファイル)
- 「サマリー」画面で、各画面で指定した値を確認します。「保存」をクリックして、サイレント・インストールで使用するレスポンス・ファイルを生成します(オプション)。「構成」をクリックします。構成プロセスが起動し、「構成の進行状況」画面が表示されます。
- エラーが発生せずに構成が完了したら、「次」をクリックして「構成完了」画面に進みます。
- 「構成完了」画面で構成サマリーを確認します。この画面の情報をファイルに保存するには、「保存」をクリックします。「終了」をクリックし、Configuration Assistantを終了します。Oracle Analytics Serverアプリケーションがブラウザで開きます。Oracle Analytics Serverのホーム・ページへのサインインの構成時に指定したログイン資格証明を使用します。
親トピック: Oracle Analytics Serverの構成